働かないアリもコロニーに必要なのです(ドヤァ)

働かないアリもコロニーに必要なのです(ドヤァ) 1

はい、会社でスマホいじってる皆さん注目ですよー!

私たちが長年抱いてきた直感が正しいことが確認されました。「オレ、会社に必要な人材(まだ証明されてないけど)」って、ずっと感じてましたよね。

上司が「たまには仕事しろよ」的なコメントを投げかけてくるたびに「今じゃない...!!」って思ってましたよね。北海道大学と静岡大学の研究者たちが私たちの代わりにそれを証明してくださいました。

オンライン科学誌「Scientific Reports」で発表された研究では、アリのコロニーにおいて非活動的なアリがいることで、コロニーが長期的に持続できていることを観測したそうです。

今回我々は、非活動的なワーカーがコロニーの長期的存続に不可欠であることを明らかにした。
シミュレーションの結果、活動的なワーカーが疲労したときに、コロニー存続にとって途切れさせることのできない仕事を交代するという重要な役目を、非活動的なワーカーが果たすため、閾値が不定のコロニーは閾値が固定的なコロニーよりも長く存続することがわかった。
(中略)このように、非活動的なワーカーの存在は、短期的生産性の低下という犠牲を払って、コロニーの長期的持続性を向上させている。

知ってた。

これ知ってた。

私、会社にいてもいいんだって。

アリのコロニーの中には働かないアリたちがいることはよく知られていますよね。この働かないアリたちのせいでコロニーの生産性は短期的には下がってしまっています。

しかしふだんよく働いているアリが疲れた時に交代することで、コロニーの長期的な生産性が保たれているということです。今回の研究では活動的なアリ(隣のデスクの鈴木くん)と非活動的なアリ(私)の交代が実際に確認されたという点が重要です。論文の要約部にある次の一節が、心にしみます。

非活動的なワーカーは、コロニー内部に存在する環境のゆらぎに対する両賭け戦略の一例と考えられる。

私、戦略の一部だった。役に立ってた。

今度、採用面接で私を担当した人と廊下ですれ違ったら、両親指を立ててウインクしたいと思います。

いざという時は、鈴木くんと交代しますから、って。

いやーこれでGWが終わっても肩身が狭い思いをしなくてすみます。GW明けですが、みなさん(鈴木くん)お仕事がんばってください。

image by Andrey Pavlov / ShutterStock

source: Scientific Reports

(塚本 紺)