がんばる三菱。エレベータの世界最高速度を更新

がんばる三菱。エレベータの世界最高速度を更新 1

世界最高の技術をアピール。

燃費不正問題で、いまも多大のダメージをこうむって揺れている三菱自動車。不正に関与してこなかったマジメな社員たちは、やるせない思いを抱えているかもしれません。ましてや、同じ「MITSUBISHI」の看板を背負う三菱系列企業にとっては、ブランドイメージの低下が懸念されるはずです。

そんなMITSUBISHIブランドの三菱電機は、このほど上海に建造中の超高層ビル「上海中心大厦」へ、世界最高速度を誇る新エレベータを納入すると発表しました。以前から上海中心大厦内のエレベータ受注工事を請け負っていた三菱電機は、新たに制振技術の改良などに成功し、さらなるモーターの高速化を達成。これまで予定されていたスピードよりも、大幅に高速化させられる見通しを明らかにしています。

上海中心大厦の高さは、地上632mという世界トップクラス。三菱電機が発表した新エレベータは、分速1,230mものスピードにて、地下2階から地上119階まで、わずか53秒で到達可能とのことですよ。まさに最高時速にすると73.8kmものスピードで運行する、驚きの世界最速エレベータが誕生するというわけですね。

なお、単に速いだけではなく、揺れを緩和して、振動を最低限に抑えられる技術も刷新。高速移動時の風切り音や耳鳴りなど、利用客が上昇下降時に不快に感じてしまう要因を除くための設計構造にまで配慮がなされているんだとか。年内にも完成する予定ですから、高い安全性技術力で、再びMITSUBISHIのブランドイメージの向上に寄与する存在になってくれるといいですよね。

image: Shutterstock

source: 三菱電機

Bryan Menegus - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)