製品が届かなくても自己責任。PayPal、買い手保護プログラムからクラウドファンディングを除外へ

製品が届かなくても自己責任。PayPal、買い手保護プログラムからクラウドファンディングを除外へ 1

まぁショッピングサイトでは無いですからね

数多くの素晴らしいプロダクトを世に出してきたクラウドファンディングですが、一方でプロダクトが完成しない、いつまで経っても届かないなど泣き寝入りになったケースも多いわけです。

そんな中オンライン決済システム大手であるPayPalは「クラウドファンディング上での購入は買い手保護プログラムから除外する」とポリシーを変更することを発表しました。他にも政府機関への支払い、ギャンブルの支払いなどもプログラムから除外されます。このような事例においては購入代金の返金といった保護は受けられなくなります。

新ポリシーは6月25日からの適用となるそうですが、詳細は明らかになってはいません。米Gizmodoの問い合わせには次の返答が返ってきました。

オーストラリア、ブラジル、カナダ、日本、アメリカ合衆国、そしていくつかの他の国において、私たちはクラウドファンディング・キャンペーンへの支払いを買い手保護プログラムから除外しました。これは返金を保障しないクラウドファンディング・キャンペーンにお金を投じることに伴うリスクや不確実性と整合性をとっています。私達はクラウドファンディング・パートナーたちと協力し、資金調達者が彼らのキャンペーンに投資することに伴うリスクを投資者に対してちゃんとコミュニケーションすることを促しています。

リスキーですよ、自己責任で投資して下さい、ってことですね。

そもそもクラウドファンディング界のリーダーであるKickstarterの公式なレポートでもキャンペーンは成功しないことがあると認めていますしね...

クラウドファンディングとオンライン決算は切っても切れない関係ですが、プラットフォームによって決算方法もそれぞれです。Kickstarterはクレジットカードしか受け付けませんし、GoFundMeはWePayとStripeになっています。IndiegogoはクレジットカードもPaypalも受け付けており、両方を受け付けることで寄付が28%増となったと発表しています。(米GizmodoはGoFundMeに今回のPayPalのポリシー変更に関してコメントを求めましたが、断られました。)

もちろん、クラウドファンディングで実現した素晴らしいプロダクトも存在するわけで、使う我々が賢くなる必要がありますね。

image by Ken Wolter / Shutterstock.com

source: PayPal

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)