約4800億円を費やした、WTC駅建設コストの内訳

約4800億円を費やした、WTC駅建設コストの内訳 1

9.11から15年の年月を経て。

新たな街のシンボルとなるワールド・トレード・センター駅。当初の計画から2倍時間と費用をかけつつも、自然光が明るく降り注ぐ屋内の様子は、さすがハブの名がつくほど。

一方で、その背景には総計40億ドル(約4800億円)の建設費用により、世界で一番高い駅が完成したなんていわれています。最終的なコストの内訳をグラフィックで示したThe Real Dealによると、地下鉄拡張に3億ドル(約320億円)以上、天窓に3,200万ドル(約34億円)以上...デザインの総費用は4億800万ドル(約436億円)で、追加費用の多くは複雑なデザインの変更にかかったようです。

さらに、建築家への報酬もおそらく世界トップだといわれています。建築士のSantiago Calatrava氏に支払われたのは、8,000万ドル(約85億円)の報酬。Calatrava氏と同様に、このプロジェクトに多くの時間を割いて取り組んできた人たちにも相応の報酬が支払われたことは推測できますが。

まぁそんなに数字の大きさばかりに気を取られていても、大切なのは中身...ですよね。コストパフォーマンスという簡単な言い方に収まるものでもありませんが、金額は妥当といえるのでしょうか?

駅の一部はショッピングモールになる契約がなされているため、時が経てばある程度の収入源も期待できます。ただ同時に時が経つと修繕も必要になるのだから、そのときはまたいくら予算が必要になるのかしらと気にする声も。

米Gizmodo記者は、「うちの子どものほうがよっぽどマシな駅のデザインをできる、なんて言わないし、Calatrav氏のスキルを批評することもしない。でも、つぎの修繕のときは、税金じゃなくてCalatrava氏のポケットマネーで頼むよ」なんていうジョークを残しています。

image by Osugi / Shutterstock.com

source: The Real Deal

Alissa Walker - Gizmodo US[原文

(Rina Fukazu)