次なるシェアハウスのかたちは、まるでリッチなホステル?

次なるシェアハウスのかたちは、まるでリッチなホステル? 1

キーワードは、ネットワーク

世界中に居住コミュニティを展開するRoamは、昨年設立されたばかりの新しいスタートアップ。

現段階でRoamが利用できるのは、マイアミとインドネシア・バリ島にあるウブドのみ。ただ、SoundCloud創立者のEric Wahlforss氏をはじめとするエンジェル投資家から、330万ドルのファンドレイジングに成功したという同社。今年には、ブエノスアイレスロンドンにもオープンが予定されているそうですよ。

共同創立者のBruno Haid氏は「30年ローンなど従来の居住スタイルを選ぶよりも、Roamは、興味や好奇心に沿って生きる人々のための道づくり」だといいます。たしかにこのサービスからは、特定の場所に腰を下ろしてひとつの拠点を創り上げるという以前の考え方から、次の時代へシフトしつつある流れが改めて感じられます。

とはいっても、誰もが気軽に利用できるサービスかといえば、そうでもなさそうです。

次なるシェアハウスのかたちは、まるでリッチなホステル? 2

ここに格安ホステルとの違いがあるともいえますが、週500ドルあるいは月1,800ドル(税抜)で、Roamのどんな宿泊施設も(多くはホテル改造版)利用できるというサービス。航空券の手配や生活費を考えると、ちょっとお高め。

部屋は、占有バスルームつきの個室。一方で共有するのは、台所、リビング、ランドリー、プール、メディアルーム、WIiFiなど。正直、この額出せば世界の多くの都市でシェアせずとも良い暮らしができそうでもありますが...。

Roamのポイントは、サービス利用者たちが持つ、スタートアップ関連サービスに敏感なバイブス。現時点で利用できるのは世界2都市だけですが、限られたアーリーアダプターたちが集う場所で新たなネットワークをつくれる、という付加価値が潜んでいるようです。

現実を考えると、家族や仕事の心配をせずにふらっと行ける単身でリモートに働ける人たちのうち、さらに金銭的に余裕のある人に限定されるような。それでも今から数年後、数十年後の未来には、家族みんなで海外を転々としながらこういう暮らしが当然のようにできるのかしら...?

Image by Roam

Alissa Walker - Gizmodo US [原文

(Rina Fukazu)