未来を先取るガジェット・アート作品6選

まるで、テクノロジーを駆使したアート。

ニューヨーク大学のITPとよばれるインタラクティブ・テレコミュニケーティング・プログラム。彼らの春の展示会に参加した米Gizmodoが目撃したのは、最先端技術を見事に駆使した作品たちでした。そんな未来を先取るガジェット・アート作品6選は、以下の通り。

Scanalogue

いまやちょっと懐かしいネガフィルム。たとえば親しい友人や家族の誕生日や結婚などのお祝い事で、画像スライドショーとして披露したくても、時間と手間がかかって大変ですよね。

Andrew LeVine氏によって開発されたScanalogueは、専用デバイスとスマホ用アプリによって、35mm、ミディアムフォーマットのネガフィルムを手軽にデジタル化編集加工できるというもの。Kickstarterで今年の夏後半に登場するみたいです。

VR and Occupational Therapy

Google CardboardとゲームエンジンUnityを使用したこちらのデバイスを開発したのは、Jaclyn Wickham氏。

"Occupational Therapy" = 作業療法の意味で、本来の目的は、自閉症の子供たちに向けた学習プラットフォーム。スーパーでの買い物体験や、地下鉄に乗る体験などが用意されています。現在は、自閉症の子ども10名を対象に試験運用されていて、ポジティブな効果が見られているのだそう。今後は、より広範な目的で利用されることも期待されているようです。

Narrated Reality

Ross Goodwin氏によって、昔懐かしいカメラや時計が、ロボティック・ストーリーテリング・デバイスに変身。

システムには、文学作品からえり抜かれた統計モデルを含むSDカードが内蔵されていて、時計やカメラといった物体や、時間、場所など異なるインプットからストーリーをつくり、小説ポエム、または映画脚本としてアウトプットしてくれるのだそう。

Haunt

昔の劇映画をショート・バーチャル・リアリティに取り込んだ、Serena Parr氏とLilian Mehrel氏による試み。

Hauntでは、亡くなってすぐの女の子の視点で過去と現在が紐解かれるストーリーを6分間にわたるVRの世界で体験するというもの。映画館の大きなスクリーンで観ても迫力ありそうだけれど、VRだとなおさら圧倒されそうです...!

Immersive Piano Practice

クリエイティブな発想は、クリエイティブな空間から。それは、音楽を作曲するときだって同じ。

VRヘッドセットOculus Riftの前部分にカメラを装着したデバイスがあれば、レッスンルームから抜け出して、目の前はバーチャル空間。ビーチや教会、どんなところでも演奏している気分になれちゃいます。Lirong Liu氏は、将来的に、音楽を学ぶ学生のための教育ツールのひとつになってほしいと語っています。

Visualizing Time a Marble a Minute

開発者のSung Hoon Kim氏によると、アメリカ人は毎日スマホに4.7時間を割いているといいます。スマホがアンロックされた瞬間から、専用アプリでスマホの画面を見つめている時間のカウントが始まります。そうすると上のGIFで動いている機械が同期し、毎秒、小さな玉が落ちていくという仕組み。玉の数を見て、今日はどのくらいの時間をスマホにかけたかリマインダーになります。これは「欲しい!」「必要だ!」という人もいるのでは?

image by Ross Goodwin, Bryan Menegus / Gizmodo

Bryan Menegus - Gizmodo US [原文

(Rina Fukazu)