Siriのクリエイター、新しいAIを来週発表

Siriのクリエイター、新しいAIを来週発表 1

「Siriと言えばApple」なんて思ってしまうかもしれませんが、Siriちゃんはクパチーノ生まれではありません。2010年にAppleに買収されるまで、Siriは独立したアプリでした。その製作者たちが新たなAI「Viv」を発表しようとしています。

Washington Postの報道によれば、Siriのクリエイター陣のうちのふたり、Dag KittlausさんとAdam Cheyerさんはもうすぐ新たなAIを発表するとのこと。その名は「Viv」。SiriやGoogle、CortanaやAlexaなんていう現存のアシスタントAIよりもずっと使い物になるし直感的に使えるものになるとうわさされています。

現存のアシスタントのネックとなっているのはインタラクションです。音楽を再生したりUberを頼んだりといったことはどのアシスタントでもできますが、それらはみなすでに書かれた反応から選択して反応しているだけにすぎず、それが制約となっています。Vivはより柔軟性があり、人間のアシスタントの感じに似せて作られているとされています。Vivの最高責任者であるKittlausさんは「人間が過去何千年間もお互い自然にインタラクトする手段として使ってきたものが、サービスとのインタラクトに適応するんです」、「誰もが会話する方法を知っているでしょう」などと語っています。

Kittlausさんによれば、そもそもSiriは今のように会話が達者なバーチャル・アシスタントではありませんでした。Siriは「モバイルコマースを再発明する」という目標の元に作られたもので、42のウェブサービスと提携して直接データを取ってきたりチケット予約をしたりといったことが、ほかのアプリをインストールすることなしに可能なものでした。しかし2010年にAppleに買収され、その後すべての提携は解消されてしまったのです。その後Appleを抜けたSiriのクリエイターたちが「Siriのあるべき姿」として4年前から開発しているのが、このオープンシステム、Vivです。

ユーザーとの自然な会話で、ユーザーが文字入力することなく語るだけで予約や注文ができるようになるというViv。GoogleとFacebookはすでにVivを買収しようとオファーを出したとの噂もあります。バーチャル・アシスタントVivは人間とサービスとの架け橋となり、「モバイルコマースの再発明」をなすものになるでしょうか? 来週初めの発表が待ち遠しいですね。

source: Washington Post

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(abcxyz)