ハンズフリー通話も交通事故につながることが判明。とにかく運転に集中してください

ハンズフリー通話も交通事故につながることが判明。とにかく運転に集中してください 1

やっぱり自動運転車だね。

日本でもアメリカでも携帯電話を手に持った状態で電話をしたり、画面を見ながら運転をすることは違法です。でもイヤホンやスピーカーを利用した「ハンズフリー通話」も違法になる地域が少しずつ増えてきているのはご存じですか。

目は前方を向いていても通話をしながらの運転は注意散漫になるんじゃないか...そう言われてみたら確かにそんな気はしますね。そんな懸念を証明したのが、サセックス大学の研究者たち。たとえ前を向いて運転しているつもりでも、通話をすることで脳の視覚を担当する分野が使われてしまうことがわかりました。BBCがレポートしています。

このリサーチでは、20人の男性と40人の女性がビデオでの運転実験に参加しました。参加者たちは三つのグループに分けられ、一つのグループは運転に集中し、他の二つのグループは約1メートル離れたスピーカーから男性の声が流れる、という状況で運転をしました。男性の声は運転手に話しかけてくるような内容です。

ビデオでは、歩行者が飛び出してくる、車が対向車線をこっちに向かって走ってくる、交差点にふいに駐車されている車を見つける、といった事故の原因になるイベントが発生します。男性の声を聞きながら運転をしていた参加者たちは、運転に集中していた参加者たちよりもほんの1秒たらずですが、反応が遅れていることが分かったのです。

スピーカーから流れる男性の声は、電話での会話を想定したもので、「あの青いファイルはどこに置いてあったっけ?」といった質問をしてくるものでした。それを聞いた運転手は頭の中で青いファイルを想像してしまいます。それによって脳の中の視覚を司る部位が、そちらに気をとられてしまうということなんです。

なるほどぉ...「運転する時は運転以外するな!」ということですね。

しかし、そうすると助手席に座っている友人と会話をするのも危ないし、オーディオブックを聴くのも危ないし...となってしまうのでしょうか。そうなるとやはり自動運転車しかないですね。

source: ScienceDirecet via BBC

(塚本 紺)