友達と宿泊計画、上司の宿泊手配...Airbnbがどんどんホテルの役割うばっている

友達と宿泊計画、上司の宿泊手配...Airbnbがどんどんホテルの役割うばっている 1

どーするホテル業界。

21世紀最大の不動産サービス、Airbnb」(「落合陽一さんインタビュー前編:人間は「重すぎる身体」をもてあます」より)です。日本でもじわじわと利用者が広がってきています。レビュー・システムだけでなく隣人がトラブルをレポートできるシステムも導入し、ユーザーだけでなく社会全体に必要とされるインフラを目指しているのが分かります。

そんなAirbnbが新しく導入したシステムがこれまたぐんと便利さを高めていてワクワクなんです。

新システム1: コラボレーティブ・ウィッシュ・リスト

「お気に入り(ウィッシュリスト)」機能はこれまでもありましたが、友人と一緒に共同で編集できる「コラボレーティブ・ウィッシュリスト」という機能が追加されました。

友達と一緒にグループで旅行に行くとき、何人で宿泊しようと一人のユーザーによる予約という形をとらなければいけませんでした。しかしこの機能によって友人たちも一緒にお気に入りに宿泊先候補を追加できるようになり、旅行の計画、宿泊先の決定がぐっと楽になります。

新システム2: マルチ・パーティ・レビュー

こちらはホストにとって安心の機能。

上の例のように複数のゲストが自宅に宿泊した場合、これまでは予約をしたアカウントのユーザーにしかレビューを残すことができませんでした。複数で泊まっているゲストのマナーが良くなかった場合、それを指摘するレビューを書いたとしてもゲスト一人にしか影響は出なかったんですね。

例えば5人のゲストが泊まりに来て家の中がめちゃくちゃになってしまったとしても、予約をしたユーザー以外の4人のレビューには何も影響が出なかったわけです。

しかしこの「マルチ・パーティ・レビュー」を使うと、レビューを宿泊者(がAirbnbのアカウントを持っている必要がありますが)全員に反映させることができるというわけです。

新システム3: 第三者のための予約

こちらはホテル業界にとっては痛手の新機能じゃないでしょうか。同僚や上司の出張のための宿泊先をAirbnbで予約することができるようになりました。ホテルだと助かる出張先もあれば、寝るだけなので安ければ良いという出張先だってあるわけです。Airbnbで全然事足りることって...かなりありそうですよね。

engadgetのレポートでは2016年に入ってビジネス・トラベルでのAirbnbの利用は3倍に膨れているそうです。またユーザーの11パーセントは既に他人のために宿泊予約をしているとAirbnbは考えているそうです。

Airbnbにとっての大きなビジネスチャンスを掴みにきているわけですね。しかしこれは同時にこれまでホテルを利用していたビジネス客がAirbnbに流れてきていることを意味します。

21世紀最大の不動産サービスAirbnb、まだまだ勢いは止まりません。

source: Airbnb, engadget

(塚本 紺)