まるで「裸の王様」の服を作るよう…グラフェンはこうやって作られる

素材グラフェン。その魔法の素材が作られるところを見てみましょう!

これが面白いんです。だって何にも見えないですからね。なぜならこの炭素原子が結合したグラフェンのシート、厚さは原子1個分で、完全に透明なんです。まるで「裸の王様」の服を作っているみたい。

こちらはScience Channelの動画。

銅はくのシートを炉の中に入れ、希ガスのアルゴンを使って酸素を抜いてから、グラフェンが銅はくシートの上に貼り付けられます。そのシートに液体プラスチックをたらし、遠心分離機で300rpmの回転を加えれば、まんべんなくシートの上に広がります。その後、溶液につけてプラスチックコーティングを施されたグラフェンを銅はくシートからはがし、さらにさまざまな溶液を使って不純物を落とします。

でも、これで終わりではありません。それからシリコンチップの上にのせて、蒸発器の中で金に蒸着。プラズマガスでブラストして、金で保護されていないグラフェンを吹き飛ばします。こうすることで、金でカバーされたグラフェンのみがチップに残るのです。また溶液に入れ、プラスチック部分を溶かします。金のカバーも同時に落ちて、チップに残るのはグラフェンだけに。

とは言われても、結局そのグラフェン部分があるのかないのかすらパッと見わからないわけですが…。こんな設備ないけど自分でも作ってみたい!という方は鉛筆とテープで作ってみるのもいいかもしれませんね。

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Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文

(abcxyz)