世界初! 子供向けの歩行支援パワードスーツが開発中

世界初! 子供向けの歩行支援パワードスーツが開発中 1

生まれて初めての「歩く」を叶える。

最近だと、アイアンマンにインスパイアされたデザインが記憶に新しいパワードスーツ。重い荷物の持ち運びを支援するものや、歩行を支援するものが開発されていますが、どれも大人用に作られた外骨格だというのが現状です。

そこでスペイン科学研究高等会議(CSIC)が開発を進めているのが、世界初となる、子ども向けのパワードスーツ脊髄性筋萎縮症(SMA)の患者を助けるために作られました。

脊髄性筋萎縮症とは、スペインでは1万人に1人の乳児が発症する難病で、患者は筋力低下によって歩行困難や寝たきりになってしまいます。このパワードスーツは歩くのをサポートするだけでなく、筋力の低下で引き起こされる脊柱側湾症などを予防する理学療法としても使われるとのこと。

このスーツは患者の足と腰に装着するのですが、子どもの成長にあわせてサイズを変えられるので3歳から14歳までが使用可能。装置にはコンピューターと各種センサー、そして各足に5つのモーターが搭載され、患者の歩行を支援します。スーツはアルミニウムとチタン製で、重量は約12kg、バッテリーの駆動時間は5時間。

現在は臨床試験中で、今後は病院だけでなく患者の自宅への導入が期待されています。

image by CSIC

source: Spanish National Research Council via GizMag

George Dvorsky - Gizmodo US[原文

(たもり)