VanMoofがGPS内蔵のスマート自転車「SmartBike」を開発

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盗難されても見つけ出します。

自転車で通勤するのは大変なことです。タイヤがパンクする恐れや車にひかれる可能性、そして背を向けた隙に自転車が盗まれることだってあるんですから。自転車盗難の被害に遭わないために、いっそのこと自転車通勤を諦める人や、乗るとしても安物の自転車にする人もいます。そうすれば、自転車を停めていたところにチェーンロックだけ残っていたなんて惨事にはなりませんからね。

そこで、オランダの人気自転車メーカー、VanMoofは盗まれたとしても探し出せる自転車、その名も「SmartBike」を開発し、ブルックリンでお披露目しました。SmartBikeのフレームにはコンピュータとGPSが内蔵されています。これまでの走行速度や総走行距離をコンピュータで把握でき、もし自転車がどこかに消えてしまったとしても、持ち主あるいはVanMoofのチームはGPSを使って自転車を追跡できるのです。

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こちらがダブルバテッドタイプのアルミ製フレームの接合点。ダブルバテッド、つまり強度を妥協することなくフレームを軽量化しています。一回り大きな穴にはロックを取り付けられるようになっています。

カラーバリエーションはグレーとブラックの2色で、3変速と8変速のモデルが用意されています。3変速の場合、価格は1,098ドル(約12.2万円)。欧米のメーカーだけあって、日本人には高めの身長170cmから210cmのサイズ展開となっていますが、将来的には170cm以下のサイズも作る予定だとか。

そして、この自転車にはスマホと連携できるキーレスロックがつきます。また、SmartBikeの前後にはライトが組み込まれていますが、それらを充電する必要はありません。なぜなら前輪ハブがハブダイナモになっているので、フレームに搭載された部品すべての電力は漕ぐ力でまかなえるのです。

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そしてこの自転車の目玉はなんといってもGPS機能。VanMoofは世界中のどこに行方をくらまそうが追跡できる自信があるようで、行方不明になったとしてもレスキューチームが見つけられなかった場合には新品と交換してくれるとのこと。 

お披露目会に集まった友人、報道関係者やサイクリストたちを前にVanmoof創設者のひとりであるTaco Carlier氏は「リスクを抱えるべきは持ち主ではなくブランドだ」と語りました。

こじんまりとした店内に沸きあがった拍手からして、その考え方は好感触だったようです。米Gizmodoでは、GPSの精度などを含めて来月後半にSmartBikeをレビューする予定です。残念ながら欧米のみの発送となっていますが、6月上旬に発送予定で現在はプレオーダーを受付中です。

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image by Alex Cranz/Gizmodo

source: Vanmoof

Alex Cranz - Gizmodo US[原文

(たもり)