自転車に隠しモーター…「メカニカルドーピング」対策にツール・ド・フランスがサーマルカメラを導入

自転車に隠しモーター…「メカニカルドーピング」対策にツール・ド・フランスがサーマルカメラを導入 1

脚で! こいで! こそ! だ!

今週末、7月2日にスタートするツール・ド・フランス 2016。見ているほうは楽しいけれど、選手にはひたすら過酷な自転車レースです。

そして今年のレースでは、不正な自転車を検出、防止するため、サーマルカメラが導入されることがわかりました。

ドーピングはスポーツ界の大きな問題ですが、自転車などアイテム必須スポーツには「メカニカルドーピング」という問題もあります。メカニカルドーピングとは、言葉そのまま、メカに細工して通常以上の力を発揮させようとするもの。ツール・ド・フランスでは、主に自転車にモーターを仕込み、少ない力でペダルを漕げるようにするメカドープが大きな問題です。

不正をあばくためには、今までも、スタート&ゴールでの磁界共鳴システムが使用されていました。しかし、フランス&イタリアのメディアが行なったサーマルカメラ独自調査において、2レースで5つもの隠しモーターを発見できたことが決め手となり、今大会より追加策としてサーマルカメラが導入されることになりました。カメラは持ち運び可能で、レース道路脇または、並走するバイクからチェックできるという利点もあります。また、停止状態のモーターでも検出できるところも強み。

技術の発展で不正が増えるのならば、それを防ぐ技術もまた必要なのです。

image: Thinkstock

source: BBC

(そうこ)