「中国産と見分けつかない」と北京がiPhone 6と6 Plusの販売停止命令→Apple控訴

「中国産と見分けつかない」と北京がiPhone 6と6 Plusの販売停止命令→Apple控訴 1

中国のApple叩きが止まりません…。

北京の特許裁判所が「iPhone 6と6 Plusは中国産スマホのパクリだ」として同市内での販売停止命令を下しました。Appleは控訴し徹底的に争う構えです。

これがそのAppleが特許を侵害したとされるShenzhen Baili社製「100C」。ご覧のように…

「中国産と見分けつかない」と北京がiPhone 6と6 Plusの販売停止命令→Apple控訴 2

…全然似てません。共通点はもはや長方形の多機能携帯というところぐらいです。しかも謎なことにiPhone 6、6 Plusそっくりの最新6sモデルは販売停止には含まれていないのです。訴えた後に出たモデルだからかもしれませんけどね。

因みにShenzhen Bailiはファーウェイ元役員が創業した零細カンパニー。Wall Street Journalによると、2014年12月にAppleを特許訴訟で訴えると発表した時には中国国内ユーザーからも「コピーした上にこんなことで話題づくりして」、「恥を知れ」と散々叩かれたのだとか。ネットの反応とは裏腹に、お上は国産に味方したようです。

iPhoneは今年4月、2007年の発売以来初めて販売台数が落ち込みましたが、その主な原因は中国でした。中国は4月にiTunes MoviesとiBooks Storeを国内でサービス閉鎖にし、5月には「iPhone」商標の独占使用権をも拒否しています(「iPad」商標は50億円弱で解決できたけど…)。タイミングとしては最悪です。

アメリカでは金曜朝から「中国国内で販売停止」という情報が錯綜して株価が落ちましたが、仮に命令が実行に移されても対象は北京市内だけです。そこのところは区別しないといけませんね。

Appleからは次の公式コメントが届いています。

iPhone 6とiPhone 6 Plusはもちろんのこと、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SEのモデルも中国ですべて本日販売中です。地方特許裁判所から先月下された行政命令には控訴しました。その結果、北京知的財産法院が審議を行なう間、命令は執行保留となっています。

9月に期待されているiPhone 7発売に影響しないことを祈るばかりですね。

source: Bloomberg, WSJ

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(satomi)