ボイス・アシスタントの1番の障害は恥ずかしがり屋な私たちの性格...?

ボイス・アシスタントの1番の障害は恥ずかしがり屋な私たちの性格...? 1

「うっわーあの人ほんとにSiriに話しかけてる...ジロジロ」

Siriが登場してからしばらく経ちますが、街中で人々がデバイスに話しかけるのが普通...とまではなってないですよね。なぜか。だってスマホに向かって話しかけるのって...

恥ずかしい!

これ、皆さん完全同意ではないでしょうか。iPhoneを買って最初に2、3回、自宅で話しかけてはみたものの、家を一歩出るとまるでアシスタントなんて存在しないかのようにガン無視ですよね。

そんな私たちが前から薄々わかっていたことを証明してくれたのがこちらのCreative Strategiesによる研究。英国と米国で「Alexa」を購入したアーリーアダプター1300人とボイス・アシスタントがついたスマートフォン・ユーザー500人を対象に行なわれました。

iPhoneユーザーのうちSiriを使ったことがないと答えたのはわずか2%、OK Googleを使ったことがないAndroidユーザーは4%でした。ほぼ全てのユーザーがいちどはボイス・アシスタントを使用したことがあるんですね。

しかしiPhoneユーザーのうちの70%、Androidユーザーのうちの62%が「まれにしか使わない」あるいは「時々しか使わない」と答えたそうです。

さらに面白いのは「どこで使うか」という質問の回答。ボイス・アシスタントを公共の場で使う人はわずか6%、職場ではなんと1.3%と、周りに人がいる状況だと一気に使わなくなっていることがわかります。

しかし、場所が変われば状況も変わります。自宅で使うと答えたユーザーは39%、車内で使うと答えたのは51%もいたのです。リサーチを行なったCreative StrategiesのCarolina Milanesi氏は次の2つが主な理由ではないかと挙げています。

まずひとつは、なんといっても恥ずかしい! (やっぱり!)

ボイス・アシスタントを使わないと答えたユーザーのうち20%は「居心地が悪い・変な感じがする」を理由にあげています。特に公共の場では強くそう感じているようです。

そしてもうひとつは、車の運転中はデバイスを手に持って操作できないという法律上の理由です。

カーナビに、メール受信、電話、と運転中にデバイスを使う機会ってかなりあります。しかしデバイスを手で持って操作をすることは法律で禁止されているのでボイス・アシスタントを利用する、というわけですね。車内なら他人の目を気にする必要もないのも大きいでしょう。

「すごいテクノロジーみたいに取り上げられてるけど、私は恥ずかしくて使わないな...」そう思っていた皆さん、世界には仲間がたくさんいるようですよ。

デスクトップにCortanaが搭載されたり、ついにMacにもSiri搭載か!と、ボイス・アシスタントがコンピュータにも進出していくのには納得の理由があるんですね。たしかに自宅ならもうちょっと気楽にデジタル・アシスタントと会話ができそうです。

source: Creative Strategies

(塚本 紺)