AIの音楽センスは80年代、だがすぐに我々の時代を超えていくだろう

AIの音楽センスは80年代、だがすぐに我々の時代を超えていくだろう 1

GoogleのAIは感受性豊かで羨ましい…。

昨今のGoogleのAIは悪夢のような画像を作り出したり、ロマンチックなポエムを書いたりと、遺憾なくその才能?を発揮しています。そんなGoogleから、ついにAIが作曲した音楽が発表されました。

昨年のMoogfestaでGoogleが発表したプロジェクト「Magenta」。このプロジェクトではアートや音楽をAIに創造させることを目的としており、今回の音楽はその第1弾プログラムです。

それでは、AIが作曲した90秒ほどの音楽を聞いてみましょう。

んーなんとも懐かしさを覚えるメロディーです。子供の頃に遊んでいたゲームの音楽を連想させます。

今回のプログラムは、音楽データをMIDIファイルから「TensorFlow」というGoogleがAI用に開発したシステムへインポートし、音楽に関わるナレッジをシステムに学習させるという、研究者のためもの。GitHubにはオープンソースでプログラムが公開されています。

現在の音楽は、電子楽器、作曲ソフトなど、テクノロジーの恩恵を多大に受けており、そのおかげで新しい音楽が生まれました。ですが、AIは楽器や機材という枠ではなく、1人のアーティストとして存在していく未来が見えます

今回の音楽を聞いただけだと、「80年代のゲーム音楽みたい」「古臭い」という感想もあるでしょう。 ただ、現代のAIの音楽センスがまだ80年代レベルなだけとも言えます。学習速度の速いAIはすぐに、2016年の我々の音楽センスに追いつき、そして将来的には未来の音楽を先取りして、私たちには予想できないような音楽を生み出してくれるのかもしれません。

image by agsandrew / Shutterstock.com

source: Magenta, The Next Web, The Verge

(K.Yoshioka)