体液のように流れる電車・車・光。巨大な有機体TOKYOが静かにうごめいている

巨大なサイボーグの中を生きている私たち。

世界有数の観光目的地である東京。ハリウッド映画や欧米のミュージックビデオに登場しては、その複雑さとハイ・テクノロジーが融合した「サイバー・パンク」な側面がよく取り上げられますよね。むしろ日常を東京で過ごしている私たちが「へー東京ってこういう風に見えてるんだ」と感心させられたりするものです。

ミュージシャンであり、タイムラプスを利用した映像クリエーターでもあるJustin Tierney氏の最新映像シリーズ「At The Conflux」は東京をまるで大きな有機体のように見せてくれます。

体液のように流れる電車・車・光。巨大な有機体TOKYOが静かにうごめいている 1

全部で5本のビデオ作品からなるこのシリーズ、最初のビデオ「Aerial Arterial」では東京を上からタイムラプスで写しているのですが、複雑に細かく広がる道路や線路を、光を帯びた車や電車が流れていく様子がたしかに生き物の体内を流れる動脈みたいに見えてきます。

第2弾となるビデオ「Tokyo, Aglow」では視点は東京の中を流れる電車に移動します。こちらも不思議と巨大な生き物の体内を流れているかのような感覚に。

お台場を走るゆりかもめから見る映像以外にも、渋谷の混雑した道路を走り抜けるタクシーからの視点、交差点を行き交う人々のタイムラプスが不思議と幻想的でついボーッと眺めてしまいます。

ゆるやかに流れるピアノの音は琴の和音をベースにしているそうです。そこにトロンボーン、トランペット、バイオリンが参加して映像に躍動感を与えています。ふと足を止めて、巨大な生き物の中を動いて生活している自分の姿を想像してしまいました。

source: At The Conflux

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文

(塚本 紺)