「Facebookはイスです」「Pied Piperはテーブルです」→Facebook「御社はシャンデリアです」

「Facebookはイスです」「Pied Piperはテーブルです」→Facebook「御社はシャンデリアです」 1

ギズモードは4枚目のアルバムです。

世界のテック・スタートアップのメッカ、シリコンバレー。何十、何百億ドルものお金を巻き込んでうごめくこの世界の悲喜こもごもを描く、ケーブルテレビHBOのコメディ・ドラマ「シリコンバレー」はアメリカで大人気となっています。

そのドラマの中で主人公たちが立ち上げたスタートアップ「パイド・パイパー(Pied Piper)」が制作した企業CMが話題になっています。

テーブル。テーブルは人がそこについて、何かをするために作られます。

もしくは何もしないこともできます。

誰でもテーブルにつくことはできます。

テーブルが大きければ、大人数でも大丈夫。

冗談を言い合うことも、食事をすることも、お話をすることもできます。

テーブルは人々が集い、シェアをするための場所です

とポエム風なメッセージが流れ、最終的には「パイド・パイパーはテーブルです」と終わるのですが、これ実は2012年にFacebookが10億人ユーザーを達成した時の初テレビCMをパロディしてるんです。

イス。イスは人はそこに座って休憩するために作られます。

誰でもイスに座ることはできます。

イスが十分大きければ、他の人と一緒に座ることもできます。

冗談を言い合ったり、お話をしたり、ただ耳を澄ますこともできます。

イスは人々のためにあります。

だから、Facebookはイスの様な物なんです。

並べてみると、パロディが明確ですよね。おもしろいです。

そしてシリコンバレーが自身のFacebook公式ページでCM動画を公開したところ、なんとFacebookからコメントがつきました。

家具を使った比喩は私たちも経験がありますが、私たちからするとパイド・パイパーは(テーブルというよりは)シャンデリアのようじゃないでしょうか。ある瞬間輝いたかと思うと、次の瞬間少し暗くなったりする。目を奪われるほど見事でありながら、もろくもある。二人の人間がそれに近づいて見てみると、異なるデザインをそこに見るかもしれません。スイッチを入れたら、灯りがつくことはほぼ確かなんだけれども、一瞬だけ、不安になったりする。そんな感じです。

とさらにポエミーなコメント! 劇中では主人公が立ち上げたスタートアップが奪われそうになったり、仲間割れが起きたりと七転八倒な展開が続いていますがFacebookも見守っているんですね。

シリコンバレーの大企業はますます経済力・政治力を強めてきており、批判を受けることもたくさんあります。でも、自分のパロディもユーモアで切り返せる余裕は頼もしいですね。

source: Silicon Valley (HBO)

(塚本 紺)