世界最大のファイル共有サイトPirate Bayの創設者、怒りの逆訴訟

世界最大のファイル共有サイトPirate Bayの創設者、怒りの逆訴訟 1

言い分もわからなくないような、そうでもないような…。

世界最大のファイル共有サイトPirate Bay。違法アップロードされたファイルが大量にあることで有名ですが、著作権侵害? なにそれ?という運営方針を貫いています。

その創設者の1人、Peter Sundeは先日、ヘルシンキの裁判所にて有罪判決を下され、ソニー・ミュージックエンタテインメント、EMI、Universal Music、Warner Musicなどに対し、40万ドル(約4200万円)の賠償金を支払うよう命じられました。

しかし、彼はかたくなにこれを拒否。それどころか、これらの音楽レーベルに対し、逆に名誉毀損で訴えることも考えているようです。

2009年、彼らは著作権侵害を幇助した罪で有罪判決を受け、罰金と懲役の刑が課されています。さらに2012年2月にも、67万5000ドル(当時約5300万円)の賠償金支払いを命じられました。

彼の言い分としては、自分はそれ以来Pirate Bayの運営には関わっていないため、今回の判決や賠償金は不当だということ。一説によると、判決が出るまで裁判の存在すら知らなかったそうです。

彼はTorrent Freakにこう語っています。「いい加減我慢の限界だ。ヤツらを訴えて、今までの借りを全部チャラにしてやる」

Sundeは、Pirate Bayを去って以来、新しいプロジェクトの立ち上げに苦労しているようです。Flattrはアドブロックツールの一種ですが、あまりうまくいっていません。Hemlisという暗号化メッセージアプリも、現在はサイトそのものが消滅しており、Pirate Bayを一緒に立ち上げたFredrik Neijiと作った新たなP2Pサービス、BayFilesもなくなっています。

強気のPeter Sundeですが、今後Web界にどんな影響をもたらすのでしょうかね。

PiedPiper(HBOのドラマ「Silicon Valleyに登場する架空のスタートアップ)は基本的にはBitTorrentじゃないか。もしBitTorrentがハリウッドを訴えるようなことがあったら面白くなるのにな。

image by SHARE Conference via Flickr

source: Torrent Freak

Bryan Menegus - Gizmodo US[原文

(渡邊徹則)