あと少しで五輪開催なのに、リオの水がキレイにならない理由

あと少しで五輪開催なのに、リオの水がキレイにならない理由 1

開催まであと2カ月をきりました。

8月に開催されるリオデジャネイロ五輪。その準備の過程でインフラが整ったり、街がキレイになったりゴミだらけのグアナバラ湾がキレイになるだろう!と期待していた人たちは少なくないはず。特に、以前「リアルに便所なんじゃないか...?」といわれていたグアナバラ湾はウォータースポーツ用にゴミが浮いてない、汚染されてないキレイな水質になると...。

ところが、その一掃運動は実現する兆しがいっこうに見えてきていないのが現状のようです。今年の始めには、浄化するのにあと20年はかかるという発言もあったようで諦めモード。でも、なんでこんなにてこずってしまっているんでしょう?

新しい調査によると、水が汚染されたままの状態が改善されない理由としてシンプルな仮説が提示されました。それは…誰かが資金を盗んだ!というもの。Reutersによると、五輪開催地周辺の建設業者の中で広く行き渡った汚職が原因の一端を担っている可能性が高いとレポートしています。

レナード連邦検事は、「グアナバラ湾とその他のいくつかの湖をウォータースポーツに使えるぐらい浄化できるだけの資金は割り当てられていた」と語っています。でも、ゲーム開始まで100日を切っても水は汚染されたままだし、どんどんゴミも捨てられている状態。一応、五輪に向けて政府がゴミをせき止めるエコ・バリアなるものを設置したりしていますがあまり成果を上げていない様子。到底、ウォータースポーツ競技を争えるような環境じゃないそうです。

また、レポートによれば湾や湖の水だけじゃなく、人々が飲んでいる水さえも汚染されている可能性が高いとのこと。レナード連邦検事の情報では、別の連邦検事チームと連邦警察は、リオデジャネイロ州の水道事業会社Cedaeが、大都市圏に住む1200万人のための下水を適切に扱わなかったという環境犯罪に関わったのではないか?と調査しているそうです。

水質問題ジカ熱反政府運動問題治安問題などなどリオ・五輪本当に大丈夫なの?と心配が山積みですが、ちゃんと開催された暁には五輪観戦しに行くぞ!と思っている方、浄水グッズの持参、歯を磨くときも手を洗うときもミネラルウォーター、暑いけど飲みものの氷はナシ!を徹底したほうがいいかもですね。

image by lazyllama / Shutterstock.com

source: Reuters

Alissa Walker - Gizmodo US[原文

(junjun)