高レベルのコンセプトを生む、「デザイン思考」の考え方

Mugendai

高レベルのコンセプトを生む、「デザイン思考」の考え方 1

えらい人がGOを出しやすいアイデアをつくるってことです。

一時期、巷でよく耳にした「デザイン思考」という言葉。響きが曖昧だし、バズワードっぽいニオイもするしで、敬遠してよくわかっていない方も多いのではないでしょうか。

デザイン思考とはなんなのか? イノベーションを生むために活かす方法や、効果について、言葉自体が流行する以前から研究されてきた、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の奥出直人教授に、ズバリ切り込んだ問答が、IBMのWebメディア無限大(mugendai)に掲載されています。

奥出教授は、そもそも「デザイナー」とは芸術と実用の間で人に役立つものを作る人のことで、デザイン思考はこの考えに基いている。しかし、大量生産・消費時代の到来により実用の方ばかりに重点が置かれ、「デザイン」が意匠的なところのみになってしまっているといいます。

高レベルのコンセプトを生む、「デザイン思考」の考え方 2

そして、デザイン思考を新規ビジネスの場で行なう具体的な行程として、「コンテクスト(文脈・背景)を膨らませること」が重要だと語っています。これは、デザイナー、エンジニア、営業などあらゆる職種が参加し、コンセプト作りを自分たちで行なう作業で、多くの新規事業アイデアは、このプロセスを飛ばしているからダメなんだとか。

そうやって手間暇かけたレベルの高いコンセプトであれば意思決定をする経営陣の負荷も軽減されます。これこそが「デザイン思考」の効果なんですね。

「新しい"モノ"ではなく、新しい“事業”を作るのがイノベーションだ」という奥出教授。無限大(mugendai)では、新規事業やイノベーションの話題についてもっと掘り下げて議論されています。ビジネスに活かせる、いいヒントが見つかるかもしれませんよ。

source: 無限大(mugendai)

(渡邊徹則)