孫正義の後継者、ソフトバンクのニケシュ・アローラ副社長が退任

孫正義の後継者、ソフトバンクのニケシュ・アローラ副社長が退任 1

今後は顧問に就任とのこと。

ソフトバンク副社長で、孫正義社長が直々にヘッドハントしたといわれる、元Googleのニケシュ・アローラが、6月22日に退任することがわかりました。

初年度報酬165億円が話題となり、「孫正義の後継者」と言われた人物でしたが、わずか2年足らずでの退任となってしまいました。

同社公式の発表では、「孫正義がもう少し社長を続けたくなったので」とあり、ソフトバンク 2.0構想の推進、及び220億ドル(当時約2兆5800億円)で買収したスプリント社の再建に取り組むとしています。

しかしニケシュ・アローラ副社長は今年4月、同社株主から内部調査の対象とされました。これは、孫社長の退任予定がいよいよ来年に迫る中、「次の社長に相応しくない。辞めさせろ」という同社株主からの突き上げです。

これに対しソフトバンクは今月20日、内部調査の結果は問題ないとしてこの申し立てを却下していますが、その2日後の退任となると、古くからの大株主らの影響がなかったとは考えにくいものがあります。

なお、普段それほど頻繁にTwitterを使わないニケシュ・アローラは、昨晩から本日朝にかけ、まるで堰を切ったようにつぶやき続け、あたかも「公開記者会見」の様相を呈していました。

CEOを続けるというマサの選択を尊重するよ。ここで多くを学んだ。身の回りの整理もしたし、そろそろ旅立ちだね。

どうか悲しまないで。マサとはこれからも良好な関係だよ。

ちなみに、これを受けて同社の株価は22日明けから急伸。孫正義社長の留任を好感しているようです。

image by Loic Le Meur via Flickr

source: ロイター, ソフトバンク, Bloomberg

(渡邊徹則)