イーロン・マスク、親戚が営む太陽光発電企業を買収へ

イーロン・マスク、親戚が営む太陽光発電企業を買収へ 1

あらためてすごい家系。

イーロン・マスク率いるTesla Motorsは、アメリカでも有数の太陽光発電企業の1つ、「SolarCity」を28億ドル(約2,900億円)で買収することがわかりました。

何を隠そう、SolarCityのリンドン・ライブCEOは、マスクの親戚。母親同士が双子という、非常に近いDNAを持った2人なんです。

この買収によって、単純に考えるとSolarCityが賄った太陽光エネルギーをTeslaの車に充電するといったような、一連の流れが予想されます。さらには、SolarCityで開発した部品をTeslaの車に転用する、などもあるかもしれません。

以下、Teslaのブログからの抜粋です。

SolarCity社は、クリーンな太陽光発電企業のリーダー的存在です。彼らは、旧来のエネルギーからの切り替えをスムーズに行ない、非常に速いスピードで市場を開拓し、顧客体験を劇的に変えました。今後は、SolarCityがTeslaのバッテリーパックを利用することも含め、パートナーシップを強化していきます。

米Gizmodoの電話取材に対しマスクは、『将来的にはTeslaの車に「ソーラーパネル」という追加オプションを加えることも考えている』と話し、「数クリックで、電気自動車、ソーラーパネル、バッテリーなど、すべてを購入できるようになる」とも語りました。

今回の買収のもう1つの利点として、マスクは「Powerwall」の技術的発展を挙げています。Powerwallとは、同社が電気自動車で培ったバッテリー技術やノウハウを詰め込んだ家庭用の蓄電池で、言うまでもなく、巨大な市場が見込める産業です。

ただし、SolarCity社単体の事業に影響はないか、それに、州ごとに異なる規則や顧客特性など、考慮すべき問題は多くあります。しかしマスクは、グローバルな視点から見れば、今回の買収は必然の流れであると何度も強調しました。「製品そのものより10倍も大事なことだから、何度でも言おう。世界にこれ以上自動車会社は必要ない。今必要なのは、持続可能なエネルギーの会社なんだよ」

image by pixor via Flickr

source: Tesla

Alissa Walker - Gizmodo US[原文

(渡邊徹則)