地球で最も多様な海の生き物が暮らす世界の水中ツアー

地球で最も多様な海の生き物が暮らす世界の水中ツアー 1

だから今日も海は美しい!

「珊瑚礁」といえば...まるで地球の楽園のような煌めくビーチの風景よりも、ふいに温暖化による死滅という現実が頭をよぎる人も少なくないのでは?

アメリカ海洋大気庁が先日発表した情報によると、世界中の多くの珊瑚礁が絶滅の危機に晒されており過去最悪の状況の真っ只中にあるといわれています。

とはいえ、第6の絶滅危機のリストに珊瑚礁が含まれるのはもはや避けられない...と思うのはまだ早いようです。保護活動に励む人々の手によって状況が改善したり、再び繁栄を取り戻したりした地域だってあるのですから。

地球で最も多様な海の生き物が暮らす世界の水中ツアー 2

バーズヘッド・シースケープの一部、チェンデラワシ湾のジンベエザメ(image by Burt Jones and Maurine Shimlock)

カンヌでもお披露目された新たな360度VR動画「Valen's Reef」が映し出すのは、インドネシアのラジャ・アンパット諸島から西パプアの海岸線を含む広大な珊瑚礁を有する保護地区「バーズヘッド・シースケープ」の世界。

サンゴ、魚、サメ、オニイトマキエイ...地球上で最も多様な海洋生物が生息する地で、自然保護のサクセスストーリーが誕生した場所でもあります。

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バーズヘッド・シースケープのサンセット(image by Conservation International / Sterling Zumbrunn)

「息子よ、ぼくらが恵まれていることに気付いているか?」

動画のナレーションは、地元の海洋科学者Ronald Mambrasarさんによるもの。映像ではダイナマイト漁など当時規制されていなかった破壊的なやり方によって岩礁が膨大なダメージを被った十数年前の出来事から、地元コミュニティの努力や国際組織の助けによって再び生態系を取り戻した経緯が触れられています。

また、「いまだサンゴ礁が人の手で破壊されるのを見る」など、水中の世界が多くの外的脅威に晒されていていますが、やるべきことはまだ多くある、とMambrasarさんは明かしています。

Tiffany & Co. Foundationのサポートのもと、Conservation Internationalvrse.worksの恊働でプロデュースされた動画「Valen’s Reef」は、今年のカンヌ映画祭で披露されたほか、360度VR動画に対応でYouTubeでも公開されています。

Top image by Will Turner

source: Conservation International via Motherboard

Maddie Stone - Gizmodo US [原文

(Rina Fukazu)