最先端のダイエット。お腹に穴あけて食べた物をだす

最先端のダイエット。お腹に穴あけて食べた物をだす 1

まるで、お腹がウォーターサーバのように。栓をひねれば胃からボヘー。

食べたらダメってわかっているのに、つい食べちゃうー。今食べたもの、体が吸収する前にお腹から取り出せたらいいのにー。なんて、冗談のようなことが、最先端デバイスで実現されたんです。ネタでもなんでもなくて、医療機器としてでてきました。

アメリカ食品医薬品局(FDA)によって許可された最先端ダイエット用端末「AspireAssist」。誰でも利用できるのではなく、許可されているのは限られた条件に当てはまる人(22歳以上でボディマス指数が35から55(つまり肥満)で、かつ手術を伴わない減量セラピーにことごとく失敗した人)のみです。

どういう端末なのかを簡単に言うと、お腹に穴をあけて、胃に細いチューブをつっこみ、食べたものが消化、吸収される前にチューブから外に出してしまおうというものです。FDAが許可したと言われても、この説明を聞くと本当かよ?!と思ってしまいます。端末を使用するための手術は15分程度で、端末全体を体から外すのも10分程度しかかからないということです。

動画見るとわかりますが、あらためまして、手順はこうです。

・お腹にあるフタのようなものを外し端末をセット。

・栓を開けると、胃の中から食べたものがチューブを通ってでてきます。

・出てきたものは、チューブからトイレに流します。

・流れが止まると、首からぶら下げているパウチをギュっとおして中の水(普通の飲料水)をお腹にいれます。

・この水で胃の中の食べた物をゆるくして、またチューブからダラーと流します。

・これを5分から10分、食べたものの1/3程度を排出するまで繰り返します。

・終ったら、端末を外し専用のキャリーケースにいれて終了。

…おぅ。

AspireAssistを開発したAspire社が行なったトライアルでは、111人が端末をつけてダイエット。ライフセラピーダイエットのみをうけた別グループの60人よりも、減量効果があったといいます。Aspire社は、端末使用にあたり「食べ物をよく噛むこと」と注意しています。チューブにモノがつまらないように、ですね。また、FDAも端末使用者は、頻繁に医師からチェックを受ける事を注意点として挙げています。いや、なんか、よく許可おりたなという感じすらしますけど…。

健康な食事とか、適度な運動とか、強い精神力とか、そういうの全部ふっとばしたやり方です。あくまでも、健康被害がでるほどの肥満を抱える人への医療的処置であって、「あと5kgやせたいなー」って人のモノではないですけどね。

それにしても、なんか、うん。人間て弱いんだか、強いんだか…。

image by AspireAssist

source: FDA via CNBC

Bryan Menegus - Gizmodo US[原文

(そうこ)