エルニーニョ現象とInstagramが原因? 増えるアボカド犯罪

エルニーニョ現象とInstagramが原因? 増えるアボカド犯罪 1

異常気象ともいえる暑さを引き起こすエルニーニョ現象

過ごしにくいだけでなく、貝が腐ったり、核果が消えたりと食べものにも影響がでています。アボカドも暑さの影響を受けている食べもののひとつ。オーストラリアとニュージーランドでは、大規模な山火事と大雨のダブルパンチで、アボカド農家が大打撃をうけています。深刻なアボカド不足。どれほど深刻かというと、アボカドを巡って犯罪が多発するほど…。

ニュージーランドでは、近年までアボカドは主に輸出用作物でした。それが、昨年になって国内のアボカドの需要が急増。アボカドを購入する世帯が、新たに9万6000世帯も増えたといいます。需要急増プラス気象状況で、今年の頭にはアボカドひとつ7ドル(約730円)という高値を記録しました(現在、価格は落ち着いてきており、ひとつ2ドルから4ドルほど)。

ネタ元のGuardianが報じたのは、高まるアボカド需要で激増したアボカド犯罪です。今年にはいってアボカドの大規模窃盗がなんと40件も発生、うち1件はいちどに350個ものアボカドを盗むというとんでもない事件に。

アボカド犯罪対策を打ち出すスーパーマーケット、現金と同じ扱いレベルで管理されるアボカド…。さらに、アボカド農家もアラーム導入などでセキュリティ対策につとめているということです。一方で、農家がアボカドの食べ頃(熟成時期)を操作することが、アボカド不足を加速させているのではという見方もあるのだとか。巻き起こってますね、アボカド論争。

天候などでアボカドが不作なのはどうしようもないとして、先述した昨年からニュージーランドでアボカド需要が激増しているというのはなぜでしょうか…。NPRは、SNSにその原因の一端があるのではと解説しています。「アボカドトースト」の流行ですね。昨年から今年にかけてInstagram席巻しているアボカドトーストアボカドローズ。Instagramでハッシュタグ#avocadotoastの投稿は15万件を超えています。食の流行もとんでもないもんですね。

アボカド犯罪は、エルニーニョとInstagramのダブルパンチによるものなの、かも…。

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image by @avocadotoast/ Instagram

source: The Guardian, NPR

Alissa Walker - Gizmodo US[原文

(そうこ)