まだ間に合う火星の最接近、どこで見られる?

まだ間に合う火星の最接近、どこで見られる? 1

6月12日頃までは楽しめそう。

火星は今、10年に1度レベルで地球に最接近しています。一番近かった瞬間は日本時間で5月31日朝、その距離は7530万kmになりました。その後徐々に遠ざかっているとはいえ、まだまだ近くにいます。

距離が近いことでより大きく見えるだけでなく、微妙に明るくもなり、肉眼でも簡単に見つけられます。望遠鏡や双眼鏡(おすすめです)を使えば、さらにはっきりと見られます。どれくらい大きいかは、見るタイミングによって違います。

2016年各月の火星の見え方(Image: NASA)

すでにピークは過ぎたとはいえ、火星はこれから6月12日まではピークとほとんど変わらない約7700万km以内にいます。方角的には南東から南の方向、さそり座の頭のあたりに見え、近くにはさそり座の1等星アンタレスや土星も見られます。ていうかアンタレスって「アンチ・アレス(火星に対抗するもの)」が名前の由来だそうで、火星はさそり座の近くにいるものなんですね。

まだ間に合う火星の最接近、どこで見られる? 2

さらに万一今回見逃してしまっても、火星と地球は2年2カ月周期で近づいたり離れたりを繰り返しているので、2018年にはまた最接近があります。しかも次回は今回よりさらに近い、5759万kmまで迫ってきます。

まだ間に合う火星の最接近、どこで見られる? 3

火星と地球の軌道(Image: NASA)

もう見た人も、見てない人も、今晩覚えてたら南東から南の方角を見てみましょう。ひときわ赤く明るく大きいのが、きっと火星です。

Top Image: NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), J. Bell (ASU), and M. Wolff (Space Science Institute)

source: NASA

Ria Misra - Gizmodo US[原文

(miho)