子どもたちはインターネットの危険性を理解している。でも、自分が被害者になるとは思っていない

子どもたちはインターネットの危険性を理解している。でも、自分が被害者になるとは思っていない 1

大人にも耳が痛い話。

インターネットの危険性から子どもをどう守れば良いのか」は親たちにとっては深刻な問題ですよね。ネット上で子どもを狙う犯罪はとどまるところを知りません。

では、当の子どもたち自身はどう考えているのでしょうか? UNICEFが行なった1万人の18歳を対象にした研究ではちょっと怖い現実が浮かび上がってきます。

25カ国が対象になったこの調査では、18歳の子供たちのうち53%が「子どもはインターネットで性的虐待や搾取にあうリスクにさらされている」と強く同意していることがわかりました。そして、自分の友人が実際に「リスクを伴う行動」をインターネット上で行なっていると答えた子どもは全体の27%でした。

この数字には地域によって大きく差がみられたようです。中南米では67%の子どもたちが「自分の友人はリスクを伴う行動をインターネットで行なっている」と考えているのに対して、アメリカとイギリスでは同様に答えたのは36%でした。

この研究では、17歳の女の子がオンラインで出会った男性と実際に会い、何度も薬物を飲まされてレイプされるといった悲惨な事件がいくつも例としてあげられています。子どもを狙ったネット犯罪は深刻です。

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さらには、90%の子どもが自分には危害が及ばないようにできる、と考えていることがわかりました。これはアメリカとイギリスでは94%にまで増加します。自分がネット上のいじめや虐待にあうとは絶対に思わないと答えた子どもたちは36%でした。

そうなんです、ネットは危ない場所だとわかってはいても、まさか自分が被害者になるとは思ってないんですね。

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「世界規模では3人に1人のインターネットユーザーが子どもです」とUNICEFのレポートはプレスリリースで述べています。

危ないとはわかっていても自分が被害にあうとは思っていない...大人にも当てはまりそうな調査結果ですよね。これを機会に自分も、自分の子どもたちもインターネットの習慣を見直すと良いかもしれません。

image by wavebreakmedia / Shutterstock

source: UNICEF via Vocativ

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)