【検証】スマホで音楽かけるとバッテリーの減りが速いのは本当?

【検証】スマホで音楽かけるとバッテリーの減りが速いのは本当? 1

カギは音量かも?

スマートフォンって、もはや音声通話をメインで利用する電話機というよりも、いろんな機能が付いていて電話"も"かけられるデバイスという位置づけのような気がします。なかでも、スマートフォンの登場以来、別にポータブル音楽プレイヤーを持ち歩かなくなったという人は多いのではないでしょうか。

音楽が聴ける電話という意味で、スマートフォンの音楽再生機能はなくてならないものと考える人が少なくない一方で、待ち受け中に音楽ばかり流しているからバッテリーの減りが早いとの悩みも…。えっ、でも、それって本当なの?

その疑問を解消すべく、米GIZMODO編集部のBryan Menegus記者が、実際にiPhoneでテストしてみましたとさ。愛機の「iPhone 5」をフル充電し、機内モードで全通信機能をオフに。音楽再生以外の全アプリも完全終了させます。もちろん、ディスプレイの表示はオフにして、スマホで音楽だけをかける状態で、ひたすらイヤフォンをつないで楽曲をループ再生してみましたよ~。

ちなみに流し続けたのはSpeedy Ortizの「Major Arcana」で、さすがにずっと耳にイヤフォンをかけっぱなしというわけにはいかないので、大音量で再生し続けても邪魔にならないよう、テスト中はイヤフォンへ靴下をかぶせておきました。なお、こういう再生環境だと、完全にバッテリーがなくなるまで数日はかかるそうですね。

そこで、再生開始から5時間経過後のバッテリー残量を比較検証してみることにしました。音量のバーが1つだけ表示される最低再生音量の場合、5時間再生し続けた時点でのバッテリー残量は92%。一方、最大音量で流し続けた場合は、同じ時間でもバッテリー残量は89%でした。

この違いをどう見るかは人それぞれでしょうけど、あまり再生音量でバッテリーの減りに差はつかないのかもしれません。同テストをもとに考えるならば、3分間の楽曲再生で、音量をバー1つ分だけ上げることにより、バッテリーの消費速度が0.001875%だけアップしてしまうということになります。

ちなみに、不思議なことですが、同じ最大音量で音楽を流し続けても、小さなイヤフォンより大きなヘッドフォンをつなぐほうが、バッテリーの減りが少しだけ遅かったりもするようですね。

なお、同じテスト環境で、すべてのアプリも通信機能もオフにし、ディスプレイ画面だけ表示をオンにし続けた場合、5時間経過後のバッテリー残量は73%。つまり、大音量で音楽を流すよりは、ディスプレイを使うほうが、よほどバッテリーの減りは早いということです。

今日は家に帰るまでバッテリーが持つかな? そんなシーンでは、できるだけタッチスクリーンの使用を避けつつ、やや再生音量を落としながら音楽を聴いて帰るというのがおすすめでしょうか。

image by Bryan Menegus

Bryan Menegus - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)