ARの恐怖と邪悪な子ども達。SFホラー映画「Let's Be Evil」予告編

ARの恐怖と邪悪な子ども達。SFホラー映画「Let

テクノロジーに依存した人類に贈る、新しい闇の形。

かつて人々は暗闇や病など人知の及ばぬ領域を恐れ、そこに邪悪の存在を見出だしました。人類の発展と共に未知の領域は解明され、今や私達は暗黒を恐れず暮らしています。しかし、そんな日々にも終わりが近付いているのかも……

Let's Be Evil」はAR(拡張現実)を題材にしたSFホラー映画。ARグラスを装着した主人公達の一人称映像で、現実が狂気に蝕まれる恐怖が描かれます。視覚効果と照明によるカラフルで未来的な世界観と、伝統的なホラー演出が同居したクールな予告編をお楽しみください。

こちらはIFC Filmsによる公式の予告編。

あらすじ:病床の親を世話する収入を得るために、主人公のジェニーが手に入れた新しい職。それは天才児を集めた政府の教育施設で、子ども達を監督するだけの仕事のはずだった。2人の同僚と共に案内された厳重警備の地下シェルターで目にしたのは、ARグラスを着けた不気味でロボットのような子ども達。ジェニーはすでに不穏な技術実験場に足を踏み入れてしまっていた。恐ろしいバーチャルゲームの、無自覚なプレイヤーとして。

叫びながら壁の向こうに引きずられてく犠牲者って何度観ても堪りませんね!!

施設の管理AIらしきアリエルや、ARグラスを駆使する天才児達など、キャラクター達のビジュアルがなんとも不気味で悪魔的です。

SFホラー映画の多くではエイリアンやアンドロイド、ゾンビといった実体を持った恐怖が描かれます。進み過ぎた科学技術が実感できる脅威の形で人類の前に現れることが多いです。そんな中で「Let's Be Evil」の、テクノロジーが一回り回って悪魔的な領域まで突き抜けているような描写はとても新鮮に映ります。

科学技術の進歩により、皮肉にも新たに生まれつつある人知の及ばぬ領域。理解せぬままに依存していては、再び理解も対処もできない力に怯えて暮らす日々が訪れてしまうかも……。その時、私達はもう一度、テクノロジーの中に邪悪な存在を見つけるのでしょうか。

未来を想像する上でとても面白いテーマを提示してくれる邪悪な子どもの狂気を描いたSFホラー映画「Let's Be Evil」は、8月より全米にて公開予定です。

Copyright © 2016 IFC in Theaters LLC. All rights reserved.

image by Facebook

source: YouTube, Facebook

勝山ケイ素