VRで一番雰囲気が出るプリキュアのEDは「◯◯◯プリキュア」だ!

VRで一番雰囲気が出るプリキュアのED

キュアップ・ラパパ!

VR流行っていますよね。「Oculus Rift」や「Gear VR」、そして秋には「PlayStation VR」が発売されます。VRゲームを楽しめるアミューズメント施設なども増えてきました。まさに今年はVR元年と言えるのかもしれません。

しかし、本格的なものではなくてもVRというのは楽しめるんですよね。それこそスマホでもVRコンテンツを楽しめますし、YouTubeは全動画が「Cardboard」のVR表示に対応しています。

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このモードに切り替えることで、既存の3DじゃないYouTube動画もVR風に体験できます

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こんな感じで左右に分かれた映像を「Cardboard」などのVRグラスで見ると、前方に大きなスクリーンが表示されて映像が見られるという仕組みです。映像によっては、まさにライブビューイングのような雰囲気を体験できます。

さぁ、前振りは済みました。では行きましょう。

果たして、どのプリキュアのEDが最もVRと相性が良いのでしょうか? 初代からまほプリまで、EDを全てYouTubeのVRモードで楽しんでみました。全作品とはいきませんが、以下は印象に残ったEDについて感想となります。

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◯ふたりはプリキュア ― ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!

学芸会のステージを観ているような感じ。ダンスではないが、出し物をみんなで観ている感があって演出面では悪くない。

◯ふたりはプリキュアSplash☆Star ― ガンバランスdeダンス(後期)

「ダンス」を意識した初めてのED。EDでキャラクターにダンスを踊らせるというムーブメントは、2005年4月の「ふしぎ星の☆ふたご姫」がその走りであったと思われるが、2006年2月放送の「SplashStar」でそれが取り入れられたのではないだろうか?と推測する。

なお、EDダンスというと「涼宮ハルヒの憂鬱」も有名だが、涼宮ハルヒの憂鬱のアニメ放送は2006年4月からであり、こちらもふたご姫からの輸入なのかもしれない。

◯Yes!プリキュア5GoGo! ― ガンバランスdeダンス~希望のリレー~(後期)

初代オマージュっぽい袖からのフェードインでのダンススタートが印象的。シリーズを超えてダンス文化が続いているあたり、本格的にダンスを根付かせようとしている制作側の意図を強く感じる。

各キャラクターが本当に楽しそうに踊っており、動きもいい。素早くシーンが切り替わることもなく、VRでの見やすさもそこそこ。

◯フレッシュプリキュア! ― You make me happy!(前期)

はじめての3D化であり、本格的なダンスの始まり。終始ステージ上でダンスが行われており、視点もむやみに変わらず、「ダンスが見やすいように」を大前提として、「派手さもそこそこあるように」といった絶妙なバランスのカメラワークになっている。

歴代最もダンスが分かりやすいプリキュアであることは間違いない。そしてダンスが本当にかわいい

◯フレッシュプリキュア! ― H@ppy Together!!!(後期)

後期になると演出面ではステージらしさが増えているものの、アニメーションとの融合演出、コミック的な演出が追加されているため、没入感という意味では低下している。また、素早いシーン変更が何度かあり、VRでの視認性は低下。ダンスは本当にかわいいが惜しい

◯ハートキャッチプリキュア! ー ハートキャッチ☆パラダイス!(前期)

本格的文化祭。前後にキャラが配置される構図が何度かあり、VRだと視点がブレるため一瞬にして目が疲れる。演出やダンスは良いがVR向けのビデオではない。

◯スイートプリキュア♪ ― ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!(前期)

ステージ演出を強く意識し始めた頃。没入感は高いが、シーンによってはカメラが引きすぎていたり、動きすぎたりしていて、VRでの視認性は標準的。作りに派手さがあるので、好きな人は好きかもしれない。

◯スマイルプリキュア! ― イェイ!イェイ!イェイ!(前期)

ダンスはかわいく、キャラクターもよく動く。しかし、5人それぞれを平均的に見せようとカメラさんが頑張っているため、視点移動が速く、VRで楽しむにはややつらい。

◯ドキドキ!プリキュア ― この空の向こう(前期)

すごい。鳥肌が立つレベルでVR向き。演出面もステージやライブを意識している(まこぴーかわいい)上に、カメラワークも非常に秀逸。特に各キャラクターが上から降りてくるようなシーンでは、カメラも同時にキャラクターの動きに沿いつつ、アップへ。この動きのおかげで目も疲れない。

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カメラの方へキャラクターが目線をくれるのがすごくいい。うおおおお!りっかー!俺だーーー!

◯魔法つかいプリキュア! ― CURE UP↑RA♡PA☆PA!~ほほえみになる魔法~(前期)

ステージ演出やモデリングは非常に良くできていてさすが2016年現在のプリキュアといったところ。

急な視点移動も少なめでVRでの視認性も高いが、ライブ感や没入感というとやや少なめ。ダンスの最中、マジカルとミラクルが目を合わせてニッコリするようなシーンが何度かあり、観客へのサービスではなく、完全に2人のラブラブ空間が広がっているのである。そっとしておこう。

◯魔法つかいプリキュア! ― 魔法アラ・ドーモ!(後期)

後期EDは、ガラッと雰囲気が代わってポップな印象に。

全体的な演出は良いものの、オブジェクトがキャラクターの前にかぶっていたり、カメラワークが早かったりと、ダンスの見やすさという意味では歴代の中で最も見づらいのかもしれない。

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以上、全部見終わった結果をもとに、「演出」「没入感」「キャラクターの動き」「VRでの視認性」の4つの面から独断と偏見で点数を付けてみました。なお、本当に個人的な意見です。異論もあると思われますが、僕の中ではこうなりました。

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結論から言うと、VRで見るならば圧倒的にドキプリの前期です。まさにライブビューイング的に楽しめるのではないでしょうか?

次点はドキプリ後期、まほプリ前期、そしてGOプリ前期、フレッシュ前期などがVR向けです。演出面では地味なので点数が伸びていないのですが、フレッシュのEDは本当にダンスがかわいいですね。「ダンスのかわいさ」というボーナス項目を加えようか悩みました。

しかし、改めて歴代のEDを見ると、演出やEDの作り方の歴史を感じます。検証とはいえ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

……と、きれいにまとめたいところなのですが、問題がひとつあります。ただひたすらにVRモードで歴代のプリキュアED動画を見続けていたところ、目の奥が痛くなりました。ヤバイレベルの眼精疲労を食らっています

VRで見るプリキュアダンスは素晴らしいものですが、非常に目が疲れるのでほどほどに。もしくは素直にテレビで見ましょう。

©ABC・東映アニメーション

image by YouTube 1, 2
source: YouTube 1, 2, Google Cardboard, Wikipedia1, 2

(キュアコグレ)