磁力と回転がグルーヴを生みだす、デジタル・オルゴール

磁力と回転がグルーヴを生みだす、デジタル・オルゴール 1

オルゴールは金属板しか鳴らせない……

そう思っていた時期が、皆さんにもあったのではないでしょうか? オルゴールという名称で連想する音はあのポロンポロロンとした儚げな金属音でしょう。

しかし、よくよく考えてみれば固定観念にとらわれる必要もないわけで。規則的な回転を利用してデジタルな音源を鳴らすことだって原理的には可能です。

Axel Bluhmeさんが制作したこのXOXXは、デジタル・オルゴールとでも呼べそうな電子楽器。回転するドラムと等間隔で備え付けられた突起は、確かにオルゴールの性格を継承しているように見えます。

回転するドラムには16個のマークが記されており、ここがパチンコ玉を磁力で吸い付け、吸い付けられたパチンコ玉が下部のバーが通り過ぎるとソフト側が入力を検知して発音する仕組み。シリンダーオルゴールのピンと櫛歯の関係を磁力で再現しているというワケです。

磁力を利用した周期的な信号入力であることから、いろいろな応用も効きます。

ミキサーによる制御はドラムマシンのようですが、パチンコ玉を狙いの位置に付けるのは難しそう。それが良きランダム感にもなりそうですし、さらにどんな音源を鳴らすかを選択できるのはデジタルの良さでもあります。MIDI対応なので、デジアナハイブリッドな制御インターフェースとしても運用できるかもしれません。

AxelさんはXOXXがクラウドファンディング向けの製品だと述べています。子供も喜びそうな、非常にユニークなプロダクトです。

source: vimeo 1, 2, 3

ヤマダユウス型