Facebookに暴力的な動画を投稿しても、「注意喚起につながる」内容であれば削除されません

Facebookに暴力的な動画を投稿しても、「注意喚起につながる」内容であれば削除されません 1

どう考えても判断が難しいところ。

Facebook上に暴力的なライブストリーミングを投稿することについては、多くの倫理的な議論が繰り返されてきましたが、ついにFacebookは独自のガイドラインを公開することを決定しました

それは、たとえ誰かが暴力的なコンテンツを投稿したとしても、それが注意喚起につながるものであれば削除されないというものです。そして、もし誰かが同じ動画をシェアし、それが暴力をあざわらう目的だった場合、この投稿は削除されます

注意喚起につながるとは具体的にどういうことなのかというと、Philando Castileさんというミネソタ州に住む32歳の黒人男性が警官に撃たれる様子を撮影した映像が挙げられます。この動画は、人々が純粋にこの事件の不正性をシェアするために長い間Facebookで投稿され続けました。

これから、Facebookは全てのコンテンツに対して判断を下していくことになりましたが、過去にコンテンツ管理チームが多くの間違いをおかしてきたのもまた事実です。

彼らは、スタンフォード大学の強姦犯Brock Turnerに関して「注意喚起」を促すため人々が投稿したコンテンツを削除し、また、有名な「人魚姫の像」の画像も、明らかに裸体に関するガイドラインに違反するとして削除してきました。かと思えば、恋人に刺され死亡した女性のグラフィック画像36時間も放置されたままでした。

このコンテンツの節度に関する問題、そしてこれから呼び起こされるであろう議論は、すでに管理されている裸体を含むコンテンツだけでなく、リアルタイムで死の瞬間を見せる動画が出てきたことで、これからもっとデリケートなものになっていくことでしょう。

Facebookは今や情報ソースの主力となりつつあり、Facebook Liveもこういった残忍なできごとを配信・公表するツールとして急速に活用されるようになってきました。このような動画をどう判断するか、今までよりもさらに難しくなっていくことでしょう。

source: Facebook via BuzzFeed

Angela Chen - Gizmodo US[原文

(SHIORI)