超大作映画よりも面白いファンフィルム13選

ファンフィルムの傑作集

私たちの愛を見ろ!

ある映画の熱狂的なファンが、多大なる時間と労力と費用(低予算のものもありますが、極めて困難)を捻出して、「自分のファン魂を世間に知ってほしい!」という熱意で制作されるファンフィルム

作ったのがプロアマにかかわらず、思いの丈が込められたファンフィルムの中には、超大作映画よりもセンスがあるのでは?という良作もしばしば。

そこで今回はLooperがピックアップした、ひょっとするとビッグバジェットのブロックバスター映画よりも面白いファンフィルムの数々をご紹介します。

「Batman versus The Terminator」

Mitchell HammondによるバットマンのSF短編。人類の存続をかけてターミネーターと戦う時代でも、頼みの綱はやはりバットマン!

「Death Scene Springtrap - 2 Evil Eyes」

エンターテインメント型レストランの新人セキュリティガードが、店の導入した新旧アニマトロニクスに襲われ、身の毛もよだつ恐怖体験をするインディーズゲーム「Five Nights At Freddy's」のファンフィルム。

Typhoon Cinemaが公開した1分半弱の映像ですが、ゾッとする怖さがあります

「SPAWN: THE RECALL」

地獄の使い、スポーンと対面してしまった母子を描いたIrisseeの作品。

スポーンは映像にしづらいキャラクターだと言われていますが、彼を象徴する部屋を覆い尽くすほどの大きな赤いローブも、その複雑なキャラ設定もしっかり伝わってきます

「Our RoboCop Remake」

ファンフィルムはオリジナルのストーリーからキャラクターや設定を抜き出してアレンジしたものだけに限りません。フル尺のオリジナルをファンがリメイクするのもアリなんです。

和訳すると「俺たちのロボコップ:リメイク」といったタイトルの本作は、古今東西のクリエイターが自分色に「ロボコップ」のシーンをリメイクして、1本にまとめた作品本編もまるごと見られます。

似たコンセプトの作品に「私たちのセーラームーン」があります。

「DIRTY LAUNDRY」

Adi Shankarが、マーベルの人気キャラ「パニッシャー」を描いたファンフィルム。

汚れた衣服を持ってコインランドリーにやってきたフランクの前で繰り広げられる、ギャングの容赦ない暴力の数々。我慢の限界をこえた時、パニッシャーが……。

目を覆いたくなるような女性や子供に対する暴力描写とスプラッター。イライラとドキドキとスカッと感を、10分間で味わえるジェットコースターな短編です。

「TIE Fighter」

TIEファイターによる宇宙でのドッグファイトを描いた、OtaKing77077による作品。

80年代の日本アニメに現代アニメのスピード感を足したような内容ですが、4年間かけて作られただけあり、その細かいディテールと徹底した「スター・ウォーズ」愛に圧倒されます

「Spider-Man: Eclipse」

IGN Startが取り上げたBokeh Picturesによる、親愛なる隣人「スパイダーマン」のファンフィルム。

捕まって拷問されたスパイダーマンが運良く逃げ出すも、待ち受けていた運命はより過酷なものだった――。手作り感満載のコスチュームが最高です。

「Batman Dead End」

バットマン vs ジョーカーの宿敵の戦いを描くのかと思いきや、地球外生物が続々と登場するAgent47Chris Officialさんの作品。バットマンが絶体絶命の大ピンチに陥ります。

「REBEL SCUM」

和訳すると「反乱者のクズ」。ルークやハンではなく、ホスの戦いで取り残されてしまった反乱軍の1人を描いたBlood Brother Cinema Co.による短編。生き残るためなら手段を選びません

「Severus Snape and the Marauders」

1978年を舞台にした25分のBroad Strokes Productionsによる「ハリー・ポッター」のファンフィルム。和訳すると「セブルス・スネイプと襲撃者」といったところでしょうか。

バーに集う若き日のジェームズ・ポッター(ハリーの父親)、シリウス・ブラック、ピーター・ペティグリュー、リーマス・ルーピン。彼らはリリー・ポッター(ハリーの母親)に会おうとしてバーにやってきたセブルス・スネイプを見つけると、脅してやろうと話し合います

スネイプを挑発し、外へ連れ出して始まるのは魔法を使った4対1の戦い。理不尽なイジメにスネイプの怒りが爆発し――。スネイプの内に秘めた怒りの秘密がわかる良作で、故アラン・リックマンもきっと誇らしい内容です。

「TROOPS」

「スター・ウォーズ」シリーズのストームトルーパーの日常に焦点を当てた、TheForce.Netの作品。

遺失物捜査でジャワを詰問し、疑わしきは殺せのモットーで逃げるジャワに発砲したり、オーウェンとベルーのルークを巡る痴話ゲンカに巻き込まれたり……といった、タトゥイーンのストームトルーパーの知られざる仕事っぷりを描いています。

ベルーとオーウェンの死の秘密に驚くこと間違いなし!

「Dragon Ball Z: Light of Hope」

2009年に公開されたハリウッド版「DRAGONBALL EVOLUTION」は評価されませんでしたが、かといって「ドラゴンボール」が実写に向かないというわけではありません

それを証明してくれたのがRobotUnderdog2の、タイトルを和訳すると「ドラゴンボールZ:希望の光」。アニメ特有の格闘シーンだけでなく、孫御飯とトランクスの特訓風景にも注目です。

「Star Wars Uncut」

「スター・ウォーズ」ファンのCasey Pughが発起人となり、世界中のファンを集めて「エピソード4/新たなる希望」をリメイクした、「俺たちのスター・ウォーズ」といった内容の作品。

Pughさんは専用のウェブサイトを作り、数千人という参加者にそれぞれ15秒のリメイク映像をアップしてもらい、それを投票にしてもらった結果、最も評価を得た作品をつなぎ合わせて完成したのが本作です。

ころころ変化するテイストをお楽しみください。

Source: Looper, YouTube 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13

中川真知子