富士フイルムが、最新ミラーレス機「X-T2」を発表。スチル性能はかなり進化している

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4K動画対応、でも富士らしさは忘れていない。

富士フイルムが、「Xシリーズ」の最新ミラーレスカメラ「X-T2」を発表しました。2014年に発売された「X-T1」の後継機です。大きく変わった点は、4K動画撮影が可能になったこと。なんですが、スチルの性能もしっかりとパワーアップしています。

センサーは、APS-Cサイズの「X-Trans™ CMOS Ⅲ」を搭載。画素数は、2430万画素と、X-T1と比べて1.5倍。ISOは、12800まで常用感度として使用可能です。

AF性能も進化してます。最短0.06秒の高速AFはX-T1も同じだったのですが、これまで苦手としていた追従性能が大幅にアップしています。実際撮影してみましたが、これが、「追う追う」。クルクルと回るバレリーナの方が被写体として用意されていたのですが、しっかりとくいつきます。苦手克服です。

そしてシリーズ初の3方向チルト方式の背面液晶を搭載。あんまり使わないけど、あると便利なやつですね。縦撮影にも対応です。

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デザインは、X-T1を踏襲しています。ただ、アイカップがせり出していたり、フォーカスレバーが付いているなど、所々アップデートされています。

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一番気に入った部分は、シャッタースピードとISO感度のダイヤルに、ロック&リリースボタンが使われているところ。カチッと押すとロック、もう一回押すとロック解除です。これは中々いい感じ。だって、あの小さなボタンを押しながら、ダイヤル回すのって結構ハードですし。また、ダイヤルは高めで、手袋をしながらでも操作がしやすくなっています。

その他にも、スマホでのリモート撮影対応や、SDカードを2枚挿入できる、デュアルカードスロットを採用している部分など、撮影者に対する細かい気遣いが感じられました。

ただ1点、気になったのは液晶の色味。若干黄色味がかって、ぼんやりしていた印象でした。やっぱり撮影したものは、できるだけキレイに見たいですからね。

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とはいえ、富士フイルムらしい無骨なデザインはそそられます。所有欲を満たすといいますか。ファインダーを覗く動作がごく自然に取りやすい気がします。背面液晶はチルト式にはなりましたが、Xシリーズのコンセプトである、「ファインダーを覗いて撮る」がビシビシと伝わってきました。カメラの撮り方はこう!って言われているような気がします。そんな富士フイルムらしい頑固さといいますか、カメラ愛がX-T2から見えました。

市場推定売価は、ボディのみで17万円前後(税別)、18-55mmとのキットで21万円前後(税別)。発売は9月です。また、7/16(土)より、体験イベントも行なわれます。イベントの詳細は、公式ページをご覧ください。

source: FUJIFILM

(佐々木崇)