ホラー映画に使われたHR/HM曲8+1選(80年代編)

ホラー映画×HR/HM(80年代編)

鉄の爪やホッケー・マスクの彼らも、メタルヘッズなのかもしれません。

悪魔的なテーマやホラー要素は、ハードロックやヘヴィメタルと好相性なので、ホラー映画にもそうした楽曲が使用されている例がいくつもあります。

そこで今回はVH1+MUSIC が選んだ、1980年代のホラー映画で使われたHR/HM8曲に、おまけを1つ追加したものをご覧ください。

ラーズ・ロキット「レザーフェイス」

1989年の映画「悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲」のサントラを代表する1曲で、他にもデス・エンジェルなどが参加しています。

チェーンソーでザバーっとスラッシュするレザーフェイスは、スラッシュ・メタルとベスト・マッチかも?

ファストウェイ「トリック・オア・トリート」

ファストウェイは、元モーターヘッドのエディ・クラークと元UFOのピート・ウェイが結成し、そこに元ハンブル・パイのジェリー・シャーリーと無名のヴォーカリストであるデイヴ・キングが加わった、ハードロックのサラブレッドのようなバンドです。

そして彼らが曲を提供したのが、オジー・オズボーンジーン・シモンズも出演している「トリック・オア・トリート」(1986年)。

悪魔のヘヴィメタル・スターであるサミー・カーが暴れ回る、ロックなホラー映画です。

W.A.S.P.「スクリーム・アンティル・ユー・ライク・イット」

名前は「グーニーズ」中身は「グレムリン」から拝借したような、それでいてクオリティーは「レプリコーン」臭がする「グーリーズ」

この続編「~II」で歌ったのがW.A.S.P.です。なんと言いますか、いろいろとお似合いな気がします。

ラモーンズ「ペット・セメタリー」

これだけパンクのため、ちょっと毛色が違うのはご愛嬌。

「ペット・セメタリー」には埋められたくないんだと歌うラモーンズが、最後に埋められてしまうオチの1989年のMVです。

メガデス「ノー・モア・ミスター・ナイス・ガイ」

1988年の「ショッカー」で使われたこの曲は、言わずと知れたアリス・クーパーのカバー。実際、ビデオにはアリス・クーパーがちょろっと登場するなど、原曲をリスペクトしている様子が伺えます。

デイヴ・ムステインが映画の主人公であるホレス・ピンカーのように電気椅子にかけられているのが、映画を意識したオーバーラップとなっているのです。

AC/DC「フー・メイド・フー」

使われたのは「地獄のデビルトラック」(1986年)で、「ペット・セメタリー」同様、スティーヴン・キングが原作のホラー映画です。

驚くなかれ、この映画のサントラは全曲がAC/DCによるものなのですが、それはスティーヴン・キングが大のAC/DCファンだからこそ実現したのだとか。

アルバム中の2曲がオリジナルですが、その他は私たちがよく知っている代表曲が収録されています。

アリス・クーパー「ヒーズ・バック(ザ・マン・ビハインド・ザ・マスク)」

「13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!」(1986年)のサントラでは、ホラーが最も似合うロック・シンガーの代表格であるアリス・クーパーが歌っています。

80年代特有の打ち込みドラムのおかげでポップな印象になっていますが、「13日の金曜日」おなじみの「チッチッチッチ......」という効果音が採り入れられているのがグーです。

ドッケン「ドリーム・ウォリアーズ」

1987年に作られた「エルム街の悪夢」シリーズの3作目「エルム街の悪夢3 惨劇の館」ではドッケンが歌っており、MVは劇中のシーンと音楽パートを編集でうまくミックスしています。

あたかもパトリシア・アークエットが、ドッケンの棲む惨劇の館に迷い込んだかのような仕上がりが秀逸です。しかも最後には、ドッケンはフレディー・クルーガーを撃退する正義の味方だったという、まさかのドンデン返しが待っています。

ちなみにギタリストのジョージ・リンチが弾くガイコツ・ギターは超有名な一本ですが、パトリシア・アークエットを微笑ませる不思議な力が宿っているようです。

おまけ:エイリアン「ブレイヴ・ニュー・ラヴ」

「ブロブ/宇宙からの不明物体」(1988年)のエンディングでは、物語の最後にいきなりメロディアスで良い感じのメタルが流れるので思わずウットリしてしまいます。

これはスイスのバンド、エイリアンによる一曲。クサメタルのバラードが好きな方には大好物かと思います。


他にも、このようなコラボレーションは多数あるかと思いますので、ご存じの方はぜひ教えてください。

メタルヘッズの皆さんは、ぜひとも90年代編をお楽しみに!

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岡本玄介