Kickstarterの大げさキャンペーンのパロディーが絶妙なIoTプロダクト

Kickstarterの大げさキャンペーンのパロディーが絶妙なIoTプロダクト 1

いまだ到達されない世界のフロンティア...冷蔵庫の中...。

Kickstarterに代表されるクラウドファンディング・サービス、すっかり世に広まりました。画期的なプロダクトを世に生み出し続ける一方で、多くの人から集まった資金を無駄にしてしまう無計画なプロジェクトもたくさん排出し、話題に事欠きません。

どんなクラウドファンディングでもプロダクトを魅力的に見せるプロモーションビデオを公開しないといけませんが、やっぱりちょっと大げさになりがちなんですよね。そんなよくあるKickstarterの「あーこういうプロモーションあるある」をついてくるのがこちらのプロジェクト「Fridgeye」です。

こちらなんと実際にKickstarter上で行なわれているプロジェクト。「Fridgeye」という名前の「冷蔵庫のドアが閉じているかスマホを使ってチェックできる」プロダクトを開発するという体になっています。

しかし、リワードの欄を見てみると何円寄付してもプロダクト自体はもらえないことがわかります。その上このプロモビデオがスーパー胡散臭いんです...ページのどこにも「これはパロディーです」とは書いてはいないものの...とりあえずビデオを再生するとよくわかります。

Kickstarterの大げさキャンペーンのパロディーが絶妙なIoTプロダクト 2

歴史の始まりから、人類は未知を探求することに情熱を注いできました。

気分を高揚させる、ほわーっとしたBGM低く落ち着いた男性のナレーションが聴こえてきます。あーこういうオープニングよくある!と思わず笑っちゃいます。

Kickstarterの大げさキャンペーンのパロディーが絶妙なIoTプロダクト 3

私たちを囲む世界の中に、答えを、生きることの謎を、探求してきました。

Kickstarterの大げさキャンペーンのパロディーが絶妙なIoTプロダクト 4

しかしまだたったひとつだけ、人類にとって未知のまま残されている場所があります。

Kickstarterの大げさキャンペーンのパロディーが絶妙なIoTプロダクト 5

冷蔵庫のドアが閉まっているときに、その中で何が起きているのか気になったことはありませんか。私たちはあります。そこで私たちはその解決策を見つけるための冒険に出ました。

大げさすぎるー!!

しかもプロダクトがするのは冷蔵庫の中のライトが点いているかどうかのチェックだけ

これ...パロディーですよね?

叙情的な音楽といい、低く落ち着いたナレーションの声といい、クリーンな服をきた女性がなぜか森の中でジョギングをしている様子といい、全てが「あるある!」なポイントをついています。

Kickstarterの大げさキャンペーンのパロディーが絶妙なIoTプロダクト 6

ビデオの最後には”開発者”3人が語りかけてくるのですが、これも「子ども時代の最大の謎を紐解くためにFridgeyeを開発しました。もし皆さんが私たちと同じくらい若い心を持っていて、未知の世界への好奇心を失っていなければ、私たちのプロジェクトを支援してください」とかなりフワフワしたメッセージで締めくくってくれます。

冷蔵庫のドアがしまってるかチェックしてくれるIoTプロダクト。いかにもありそうで、しかも全然いらない感じが絶妙じゃないですか。

こうやってパロディーされると、プロダクトの魅力って演出に大きく左右されてるよなぁと気付かされますね。

source: Fridgeye via The Next Web

(塚本 紺)