J・R・R・トールキン本人が歌い、朗読する「指輪物語」

トールキンの肉声

良い声……そして、歌も上手い!

文学史に残るファンタジー大作「指輪物語」の著者本人による朗読の音声が公開されました。

J・R・R・トールキンの貴重な音声資料を公開しているのは、芸術から科学まであらゆる学術的知見をアーカイブするBrain Pickings

作品冒頭の誕生パーティの後、ビルボ・バギンズが歌う詩「The Road Goes Ever On」から始まり、トールキンが朗々と読み上げる物語世界に心が躍ります。

必聴ポイントは11分から始まるトロルの小歌。過去にビルボたちに倒され、石化したトロルを見てサムが歌った小歌が、実際に調子をつけて歌われています。「指輪物語」の特徴の1つは詩や歌が多く登場することですが、こうして作者の想像したままの調べに触れることでさらに想像が広がります

最初に読まれた「The Road Goes Ever On」の歌詞は以下の通りです。

The Road goes ever on and on
Down from the door where it began.
Now far ahead the Road has gone,
And I must follow, if I can,
Pursuing it with eager feet,
Until it joins some larger way
Where many paths and errands meet.
And whither then? I cannot say.

また、「指輪物語」の前日談「ホビットの冒険」の録音音声も公開されています。指輪を「いとしいしと」と呼ぶことでもおなじみのゴクリ(ゴラム)の台詞が私たちの想像通りの声で朗読され、不思議な感動が味わえます。

source: SoundCloud 1, 2 via Brain Pickings

勝山ケイ素