映画「ブレードランナー2」の近未来的ロサンゼルスのコンセプトアートが初公開

映画「ブレードランナー2」の近未来的ロサンゼルスのコンセプトアートが初公開 1

2019年、ロサンゼルス。酸性雨が降る中、ネオン輝く傘をさす人々、そしてビルの巨大なスクリーンには強力わかもと…

そんな近未来を描いた映画「ブレードランナー」が公開されたのは1982年のことでした。来年1月に公開予定の続編「ブレードランナー2」で描かれる未来のLAも、もちろんそんなダークで汚染された未来となるようです。

「気候は荒れ狂い、海も雨も雪も毒に」と語るのは、続編のメガホンを握るドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(映画「ボーダーライン」、「複製された男」)。今回、「ブレードランナー2」のコンセプトアートを初公開したEntertainment Weeklyによると、人類は地球をゴミ溜めかのように使い続けてきたようで、基本的に初代「ブレードランナー」の頃よりも、世界の状況は悪くなっています。

前作でもほとんどの動物が絶滅し、人工の動物(=原作小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」でいうところの電気羊)に置き換えられた状況でした。その頃から考えると、いきなり環境が良くなっても違和感があるので、ある意味「ブレードランナー」らしい世界観と言えるでしょう。動物は死に絶え、次に死に絶えるのは自然、というわけです。

映画「ブレードランナー2」の近未来的ロサンゼルスのコンセプトアートが初公開 2

こちらのコンセプトアートに描かれたビークルは、道路を浮かび、雪を解かすスノーブロワーだそうです。前作ではポリス・スピナーなど、シド・ミードによるビークルのデザインも印象的でしたが、こちらのスノーブロワーもなんだかJ.F.セバスチャンの車のようなシド・ミード風の雰囲気があります。

前作の最初の劇場公開版では、主人公のデッカードとヒロインのレイチェルが街を離れ、どこかの森へと車で向かう(多分向かう先には映画「シャイニング」のホテルがある)という、スタジオに無理やりとってつけさせられたハッピーエンディングが作品の雰囲気を台無しにしていました。

でも「ブレードランナー2」では、これらのコンセプトアートを見る限り、そんな残念なエンディングにはならなさそう。現実世界をこんなにも環境破壊が進んだ未来が待ち受けていたら…と思うと気持ちがどんよりしますけど、「ブレードランナー」の続編としては大いに期待しちゃいますね。

Rob Bricken - Gizmodo io9[原文

(abcxyz)