53年間たったひとりで大聖堂を建て続ける男性

大聖堂 マドリード 建築

現代版「シュヴァルの理想宮」ですね。

スペインのバルセロナには、未だに建築工事が進行中のサグラダ・ファミリアがありますが、実は他にも人知れず完成を目指してずっと造り続けられている建物があるんです。

それがJusto Gallegoさんがたったひとりで、しかも53年もかけて造っている

スペイン、マドリードの大聖堂。ぜひともその様子をご覧ください。

こちらはCOLOSSALより、Great Big Storyの動画です。

1925年生まれのGallegoさんはシュヴァルと同じく普通の労働者。建築を勉強したことはなくすべて独学で技術を身に付けながら建造しています。

彼は動画の中でこう語っています。

この建築を始めた当時、周りの人々は私をクレイジー扱いし、ここまでのものができるだなんてちっとも信じてくれなかったんです。

キリストを信じる男がこの事業を成し遂げ、周りの考えが間違いだったと証明したことを嬉しく思いますよ。

教会に回廊、洗礼堂、ドーム、地下室まで、かなり完成しているようですが、よく見るとどこも細かい部分は未完成のままですよね。なのでGallegoさん自身も、生きている間には完成しないことは重々承知しています。

最後に、「死んだらこの大聖堂に埋葬して欲しい、それはとても大事なことなんだ」と究極の希望を口にするGallegoさん。信心と熱意でここまでのものを造れるだなんて、我々の驚きを遥かに超える偉業です。

source: vimeo via COLOSSAL

岡本玄介