480万円でう◯ち絵文字をプロダクト化するキャンペーン、目的は絵文字文化の永久保存…

480万円でう◯ち絵文字をプロダクト化するキャンペーン、目的は絵文字文化の永久保存… 1

アートですか...そうですか...

良い意味でも悪い意味でも何かと話題になるクラウドファンディングサイトKickstarterですが、今日ご紹介するプロダクトは「このキャンペーンは...誰得なのか...?」と言葉に詰まってしまうもの。目標金額は4万7000ドル(約480万円)。アーティストのMatthew LaPentaさんによる絵文字の置物を製造するというこのプロジェクト。置物にするのは、どの絵文字かというと、そうです。

「う◯ち」絵文字です。

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いや、正直に言いますよ。ちょっと欲しいですよ。金銀銅と色も揃えたいですよ。でも問題は値段なんです。すごくしっかりと製造しているようでお一つ115ドル(約1万2000円)から。うーん、ちょっとそれはひねり出せないです…。

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LaPentaさんはこれまでも絵文字を彫刻として作品にしてきたそうです。こちらはスマイル絵文字。

絵文字はコミュニケーションの近代的な手段となりました。感情と文脈をテキスト・ベースの会話に加えることを可能にしたまったく新しい言語です。Matthew LaPentaは絵文字の重要性に着目し、21世紀に人間のコミュニケーションがどのような状態であったか、(後の)歴史学者に手がかりを与えるため、絵文字を永久に残る形に残したいと考えています。

シリアスな文章だけど選ぶのは「うん◯」絵文字なんですね。ほんのり香るそのセンス、素敵です。

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サイズもなかなか人間の興味をつかむ仕上がりじゃないですか。思わず掴みたくなる大きさ、ちょうどマンガ「Dr.スランプ」のアラレちゃんが枝にぶっさして持ち歩いているのと同じくらいですね。

キャンペーンは残り30日を切っていますが、この執筆時点で480万円のうち20万円ほどしか集まっていません。果たして成功するのでしょうか。

アメリカ人が絵文字の中でも特に「◯んち」絵文字に注目するのは実は訳があります。というのも絵文字がアメリカでも浸透し始めた頃は多くの人はこれが「チョコレート・アイスクリーム」だと思っていたんです。しかし時間が経つにつれて徐々に正しい知識が人々の間に広まり、今ではこれが「う◯ち」であることを知っている人も多くなりました。

しかしそこに来てTwitter上でPeter Millerさんが実は本当にアイスクリームと「うん◯」が全く形が同じであることを発見し、人々は「アイスクリームが◯んちだったなんて」と逆ショックを受けたりしています。

我々がそれほどショックを受けないのはアラレちゃんの洗礼のおかげじゃないでしょうか。偉大です、アラレちゃん。

source: Mini-Poo Emoji Sculpture / Kickstarter

(塚本 紺)