マンハッタンの地下公園「ロウライン」計画が市から承認される。建設資金10億円を集められるか

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ついに本格始動へ!

マンハッタンのロウワー・イーストサイドに建設予定の地下公園「ロウライン」。太陽光を地下に注ぎ込む技術、それによって地下なのに植物が育つという、都会の中にある憩いのジャングルを目指しているこちらの計画ですが、提唱されてからかなり時間が経ってきました。

実験的に建設された一部のセクションを公開して話題になったものの「本当に実現するのかな...」なんて思ってた人も多かったんですが、この度ニューヨーク市から公式な承認がおりたようです。The Vergeがレポートしています。

しかしこれで完成が確定したわけではありません。今後一年間でロウライン計画は資金を約10億7000万円ほど集めないといけません。じゅ、10億ですか…まぁ地下にジャングル作ろうっていうわけで高くなるのは当然ですね。

また資金獲得と同じくらい大きな課題と言われているのが地域住民の承認を得ること。というのもニューヨークでは再開発されると地価が高騰し、それまでそこに住んでいた住民の家賃や生活費まで上がってしまう現象が各地で繰り返し起きているんです。廃線路を利用した空中遊歩道「ハイライン」も、高級マンションに囲まれ、オシャレなレストランやブティックが林立する地域として再開発されました。

ウィリアムズバーグ、ブシュウィック、ハーレムなどの地域も、再開発されることで地価が上昇。何世代もそこで生活していた家族が追い出されることもあり、ニューヨークの都市開発の大きな問題となっています。

こちらは計画の提唱者であるDan BaraschさんのTEDトーク。ニューヨーク生まれニューヨーク育ちのニューヨーカーである彼は、マンハッタンが開発でビルに埋もれていってしまうことを嘆いています。この地下公園によってフットボール球場1つ分の緑の広場をマンハッタンに追加できる、そこをコミュニティの憩いの場・交流の場にできる、という彼の狙いも決して悪いものではないんです。

果たしてロウラインがどれほど多くの人の共感を得られるのか、今後に注目です。

source: The Verge

(塚本 紺)

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