そっと命を見守ります。ベッドに取り付けて、患者の状態を判断するセンサー

Mugendai

そっと命を見守ります。ベッドに取り付けて、患者の状態を判断するセンサー 1

もしもの時の、心強い味方。

入院中、容態が急変した。ナースコールを押せればまだしも、それすらもできなかったら…。あまり考えたくない光景ではありますが、誰にでも起こりえますよね。

そんな非常事態に備えた「命を見守るセンサー」の開発を、IBMのデジタルメディア、無限大(mugendai)が紹介していました。何でも、ベッド上の患者さんの呼吸の回数や深さを測定し、異常を見つけてくれる装置なんだそうですよ。

まず、精密機器を得意とするミネベア株式会社が「ひずみゲージ」を応用した計測機器を担当。ひずみゲージとは、物体が引っ張っられたり縮んだりするのを感知して測定する力学的センサーで、ミネベアはこの研究を40年以上続けている老舗です。

そして、取得した患者さんのデータ分析にはIBMの機械学習が利用され、医療面を千葉大学がサポートしているとのこと。

実は同じようなセンサーはすでにあるそうなのですが、体へ装着するタイプのため、どうしても邪魔に感じてしまうことが多かったのだとか。その点、今回開発しているのはベッドに付けるタイプのため、そんな心配もないそうですよ。

データの収集はリアルタイムで行なわれますが、そのデータの共有も瞬時に行なえるのが、今回の仕組みのすごいところ。患者さんの呼吸状態を自動的に記録、医療スタッフで共有することで、容態の急変を早期に発見・対応できるようになったのだそうです。

年内の商品化を目指しているというこちらの製品。ITとハードウェアの進化で、より安心できる環境ができつつありますね。

source: 無限大(mugendai)ミネベア株式会社

(渡邊徹則)