宇宙船が後方宙返り。クルクル360度回る太陽

宇宙船が後方宙返り。クルクル360度回る太陽 1

ぼえぇぇっ。

天と地がひっくり返る以上の驚き、太陽がクルっと一回転しているこのGIF。画像をクルクル回したのではなく、実際にクルっと回転しながら撮影したのです。何がクルっと回ったかと言えば、太陽観測衛星ソーラ・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)。

NASAだってヒマじゃありませんから。ただ遊びでクルっと衛星を回したわけではありません。上の映像は、目には見えない紫外線を使い撮影したものに、NASAが編集で金色に色づけしました。SDOの回転は7時間かけて行なわれ、その間、12秒に1枚を撮影。2010年から太陽観測を続けているSDOには、年に2回クルっと回る仕事があるのです。回って写真をとることで、SDOに搭載されている観測装置HMIがより正確なデータを取得でき、太陽周辺の距離や、太陽内部と外部の磁場活動の関連などの研究に役立つのです。

太陽の周りはフレアやらモワーとしたガスやらで、正確な長さをはかるのが難しいそうで、クルっと回ることで外周ラインをはっきりさせ画像を撮るのが狙いなんだとか。回転せねばならない理由があるのです。

image: NASA’s Goddard Space Flight Center/SDO/Joy Ng

source: NASA

George Dvorsky - Gizmodo US[原文

(そうこ)