コジプロの謎が明らかに。小島監督がルーデンスや「デス・ストランディング」の裏話を語る

小島秀夫監督 サンディエゴ コミコン インタヴュー

蔵出しの情報が飛び出しまくりました。

コジプロのマスコット・キャラクター、ルーデンスがフィギュア化され、コジプロの理念(ビジョン)を表現したロゴ・ムービーも公開したコジマプロダクション

そして今度は、先日開催されたサンディエゴ・コミック・コン(SDCC)にて、小島秀夫監督が50分間に及ぶインタヴューに応え、ルーデンスやコジプロ制作のゲーム「デス・ストランディング」の制作裏話を語られました。

こちらはIGNよるSDCCでのインタヴュー動画です。

まずSDCCについて、「去年は来られなかったけど、それ以外は毎年訪れてはオタク的に大好きなことが盛り沢山で満喫しまくっている」という監督。どの質問も興味深く重要なお話でしたよね。では新情報をかい摘んでみたいと思います。

ルーデンスについて

これはオランダの歴史学者ホイジンガが提唱した「ホモ・ルーデンス」(遊ぶ人)が元になっています。ホモ・ルーデンスの「人間の活動本質は遊びであり、それこそが文化を生み出す」という考えがコジプロを表現するものであったため引用したとのこと。「最先端のテクノロジーを使い、未知なる所に遊びを届けに行く」というのがコンセプトなのだそうです。

デザインについては、どんな環境にも入っていける宇宙服であり、にも見えるものをイラストレーターの新川洋司さんに依頼。創作の段階で以下のようなデザインの変換があったとのことです。

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左は戦いに特化しているようで、右はロボットっぽい

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左は宇宙服っぽ過ぎたが、徐々に騎士らしさと融合

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会社のロゴとしてガイコツは不適切かもしれないけど、カッコ良いからOK

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ルーデンスの最終稿。オレンジの丸はチューリングマシンのギミックを採用

 

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ルーデンスの中身は戦国時代の"面頬"を着けています

 

3Dモデルの完成までも紆余曲折があったようですが、映画「ガメラ」に関わった若いモデラーさんがコジプロに入社し、1カ月半~2カ月かけて今の姿に仕上がったとのことです。

ちなみにルーデンスの素顔はノーマン・リーダスではなく、監督の顔を3Dスキャンしたデータをイジったものだとのこと。噂の真相がハッキリしましたね。

ロゴ・ムービーについて

実は前回のE3で公開したかったけど、出来上がった映像が求めていたものではなかったため間に合わなかった、というのも初めて聞けた情報ですね。深海をイメージした場所でルーデンスが足跡を残すのはアポロ11号のオマージュとのこと。

そしていきなり宇宙空間になるのは、ルーデンスがスイッチを押したから場所が変わったのだそうです。

フィギュアについて

後々に「デス・ストランディング」のフィギュアも出る(!!)のですが、その前に遊んでもらおうと作っているのがルーデンスのフィギュア。コミコンで展示されたコトブキヤのプラモデルなど以外にも、プライム1スタジオからは1/3サイズのスタチューが登場予定です。しかし発売までは暫く時間がかかるだろうとのことです。

「デス・ストランディング」について

ティーザー動画はヴィジュアルの実験で作ったシーンで、実はあの場所を歩き回ることができます。ゲーム性の実験はまた別のエンジンを試していますが、1つのエンジンでいけることが判ったので、そろそろそれに絞るとのことです。

「デス・ストランディング」はアクションゲームで、悪しき物を遠ざける「棒」に該当する武器で戦い、善き物を結ぶ「縄」に当たるもので繋がりを作ります。世界観は、時代や世界線が我々の現実とは違うものの、私たちが今感じている悩みや考え事を投影したテーマとなっているとのお話でした。


現在は「デス・ストランディング」の大筋の構想を書きつつ、検証を重ねているという監督。コミコン中にリリースされた「ポケモンGO」には少し乗り遅れてしまいましたが、とにかくファンたちはまだ知らないであろう情報が多く語られました。さらなるルーデンスの展開や、「デス・ストランディング」の完成が待ち遠しいですね。

source: YouTube1, 2

岡本玄介