Snapchat、ディズニーアニメでセックスを語って訴えられる

    Snapchat、ディズニーアニメでセックスを語って訴えられる 1

    大人の読み物を子どものいる場所に置いとくのはけしからんと。

    Snapchatには年齢制限があり、12歳以上でないと登録できないことになっています。逆に言うと12歳以上なら、「すぐ消えるから大丈夫!」ってことで自分の裸を彼氏彼女に送ったりしちゃう可能性がある、というか実際それで事件になったりもしています。

    ただ、子どもが自分の意志でポルノを制作しちゃうのと、アプリ側からそういうコンテンツを提案されるのはまた別です。SnapchatにはDiscoverというセクションがあって、そこにはWebサイトとかTV局とか、いろんなメディアがニュースやコラムを配信しています。

    その中で、「今週の星占い」みたいな無害な記事にまぎれて、「あなたをイカせられないときの彼の気持ち10選」みたいな記事も入っていたんです。R指定とか18禁とか、そういう警告もありませんでした。そんなわけで、それを見た匿名の14歳のティーンとその母親が、Snapchatを相手に集団訴訟を起こしました。

    訴訟で問題視されている記事は上記の他に「セフレが語る、カジュアルな関係を保つ方法」みたいな記事もありましたが、特にまずかったのはBuzzFeedから配信されたこんな記事でした。「ペ○スとセックスしたことがある人にはリアルすぎる23の画像」と題し、ディズニーアニメからキャプチャした画像に、面白おかしく性的なキャプションをつけたものです。

    ちなみに元になったらしいBuzzFeedの記事はこちらです。ディズニーの絵でセックスを語るという意外性が、大人の読み物としては面白いんですが、たしかに子どもの親の立場としては、心中穏やかではいられないのかもしれません(というかこれは、ディズニー的には大丈夫なんでしょうか?)。

    原告は、これらの記事が通信品位法(Communication Decency Act)を侵害していて、Snapchatがその記事を警告なしでポストしているのは怠慢だと言っています。ただSnapchatの広報担当者は、Snapchatのパートナー企業には編集独立権がある、つまり「外部の企業が配信した記事のことは知りません」と言っています。ただThe Vergeにコメントした人物によれば、Snapchatは記事のルック&フィールに強い影響力を行使しているという説もあります。

    それでもThe Hollywood Reporterにコメントしたサンタクララ大学のEric Goldmanさんは、原告の主張がどこまで認められるかわからないと言っています。原告はSnapchatに賠償金を求めるとともに、成人向けコンテンツには警告を出したり、保護者がブロックしたりといった機能の実装を要求しています。

    でもその結果、もしペアレンタル・コントロール機能が導入されたりすれば、Snapchatのあり方も変わっていくのかもしれません。最近Snapchatが高齢化しつつあるという調査もあり、ティーンにとってはいろいろと居心地の悪いことになっているようです。

    source: The Hollywood ReporterThe Verge via Engadget

    Angela Chen - Gizmodo US[原文

    (miho)