ヒットはAIで生めるのか? 人間とAIが共同製作するホラー映画の映像

Impossible Things

映画業界を揺るがす作品になるかも?

テクノロジーの発達によるロボットやAIの社会進出は、私たち人間の仕事を奪うのでは?と言われていますが、新たにクリエイティブな分野でAIを使い、人間とAIが共同でホラー映画を作るという、味深いと同時にちょっと怖いプロジェクト「Impossible Things」が立ち上がりました。

以下よりティザー映像をご覧ください。

こちらは「Impossible Things」のFacebookにアップされたもの。

あらすじ:幼い娘の死をきっかけに、キャリア思考の母親と無職の父親は街を離れ、人里離れた田舎へ引っ越すことに。残った双子の兄妹のために母親は専業主婦になり、父親は必死に職を探し、前向きに生きようとするが、女性と子どもの幽霊の存在を感じ始め、母親は次第に正気を失っていく――

本作はKickstarterで資金提供を呼びかけているホラー映画で、人間とAIが分担して脚本を執筆しています。AIが人間をサポートするのではなく、両方が同じ分量を担当しているそうです。

Entertainment Weeklyに掲載された、企画者であるGreenlight Essentialsのザック・ザン氏のインタビューによると、

公開されている85%以上の映画が興行成績的には成功していないということを考えると、観客のテイストと映画の間にミスマッチが生じていると考えるのが妥当でしょう。

わたしたちはAIを使って、根拠と作品のプロットの鍵となるポイントを生み出します。私たちは幽霊と家族の関係を描いたホラー映画を作っており、AIは内容を書き出す前に、観客のテイストにマッチさせたいかどうか、私たちに確認してくれます。トレーラーのバスタブとピアノのシーンは、観客が好みそうな物として採用しました。

とのことです。

AIが算出した観客が好みそうな要素を入れ込んだ、計算型ホラー映画といったところでしょうか? クリエイティビティーはそんなに単純なものではない!と言ってしまうのは簡単ですが、果たして結果はいかに?

世界初の人間とAIの共同製作ホラー映画「Impossible Things」の資金募集は始まったばかりなので、完成した作品が見たい方は出資を考えてみてはいかがでしょうか。

source: Facebook, Entertainment Weekly, KICKSTARTER

Cheryl Eddy - Gizmodo io9[原文
中川真知子