「ジェダイの帰還」後、イウォーク達が活躍した意外な仕事

「ジェダイの帰還」後、イウォーク達が活躍した意外な仕事 1

モフモフだからこそできること?

昔の「スター・ウォーズ」の拡張世界では、第2デス・スターが破壊された後、元の生活に戻ったとされていた毛むくじゃらのかわいいイウォークたち。でもディズニーによる新たなカノン(正史)では、ちょっと違ったことに、そしてなんだかヘンテコなことになっているようです。

まだ発売されたばかりのチャック・ウェンディグによるスター・ウォーズの正史小説「Aftermath: Life Debt」では、「スターウォーズ/ジェダイの帰還」後の「スター・ウォーズ」銀河に起きたことについてさまざまな謎が明かされています。

ここから先は、「Aftermath: Life Debt」のネタバレも含まれますので、注意してご覧ください

「Aftermath: Life Debt」ではある時点で、反乱軍のデイド(Dade)という名前のコマンドーが帝国軍地上部隊との戦闘で足を失ってしまいます。デイドはのちに新共和国のメディカルセンターで義肢をつけてもらい、回復の過程で戦闘によるPTSDに対して「セラピー・ドロイド」を使うことを提案されたのですが、このセラピー・ドロイド「QT-9」についてはこんな記述がありました。

青と金色のボール状の体の上を、不格好で四角形の頭がゆっくりと回転している。通常のアストロ・ドロイドよりも小さく、膝丈しかない。ドロイドは彼にさえずりかけブクブクと音を出し、ペアになった接眼レンズの焦点を彼に合わせながら自分の頭でジャグリングしている。頭はありえないような状態で体にのっかっており、まるで危険なほど片側に傾く箱がバランスをとっているかのようだ。

なんだかBB-8に代表されるBBユニットの初期バージョンのような描写です。デイドは最初、どれだけこのドロイドが回復に役立つのか怪しんでいました。そうすると医者は別のセラピー方法はどうかとすすめてきたのです。

「ドク、わかったよ、でもなんでドロイドがここに?」

「こいつはQT-9。君のドロイドだよ」

デイドは方眉を高くつり上げた。自分では頭の上よりも数センチ眉毛がつり上がっているつもりで。

「ドロイドを持った覚えはないが」

「じゃあ借りていると思えばいい、タダでね。QT-9はプロトタイプのセラピー・ドロイドだ」

「何かわからんが欲しくはないね」

アルサッドはにやけて言った。

「代わりに君をイウォーク・セラピーに入れることもできたんだぞ。エンドアの厳重生物で、君のような回復過程の軍人を助けるために宇宙を旅することを了承した奴らだ。彼らの故郷を救ったお返しにとね」

「そうかい、でもそいつらもいらないな。奴らはひどい匂いだからな。」

(ちなみに、「ドロイドを持った覚えはないが」は「新たなる希望」のベン・ケノービのセリフでもある)

そうです。イウォーク・セラピーですよ!

故郷エンドアを帝国軍の魔の手から反乱軍に救われた彼らは、新共和国のために戦闘でトラウマを負った兵士たちを癒やすために活躍しています。イウォークたちが傷ついた兵士を囲んでヤブ・ナブを歌っている様子を想像してみてくださいよ。これがまさか「スター・ウォーズ」の正史になるだなんて。想像するだけでも心が癒やされてきそうです。

なおトップ画像はスピンオフ作品「エンドア/魔空の妖精」からのもの。「イウォーク・アドベンチャー」と並んである意味黒歴史的な映画ですが、両作品とも原案と製作総指揮は「スター・ウォーズ」の生みの親ジョージ・ルーカスです。ディズニーの手により改変された今のフランチャイズがお気に召さない方は、イウォーク・セラピーだと思ってビデオ屋さんでレンタルすると心に安らぎをもたらすかもしれません。

James Whitbrook - Gizmodo io9 [原文

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