オリジナルの続編映画「ゴーストバスターズ3」は結局のところ制作されるのか?

オリジナルの続編映画「ゴーストバスターズ3」は結局のところ制作されるのか? 1

悲しい事実も……。

1989年に映画「ゴーストバスターズ2」が公開されて以来、しばしばささやかれる「ゴーストバスターズ3」の製作。過去20年に渡り、さまざまな脚本やアイディアが噂されてきました。

実際のところオリジナルの続編は作られるのかどうか、io9がオリジナル版のアイヴァン・ライトマン監督と、8月19日に公開予定のリブート版「ゴーストバスターズ」のメガホンを握ったポール・フェイグ監督に直接質問をぶつけてみたようです。

実は、続編に着手していたんだ。オリジナル版でゴーストバスターズのメンバーを演じたハロルド・ライミスとダン・エイクロイドだけでなく、人気脚本家のリー・アイゼンバーグとジーン・スタプニツキーともね。

いい脚本が出来上がったんだよ。ビル・マーレイが冒頭5分で死んでしまうんだ。彼はそういう役じゃないと演じたくないというんだよ。ビルがゴーストになって、ゴーストバスターズの仕事は「2」で出てきたビルの息子?らしき赤ちゃんのオスカーが引き継ぐってストーリーだった。ものすごくおもしろかったよ。

アイヴァン・ライトマン監督によると、ソニー・ピクチャーズはこの作品にゴーサインを出しており、すでに制作ははじまっていたのだそうです。しかしーー

でも、大詰めというところでハロルドの体調が急激に悪くなって…、1年後に息を引き取ったんだ。

僕は制作は続けられないと悟ったし、続編を作るならオリジナルのゴーストバスターズの存在は欠かせないハロルドがいないゴーストバスターズには興味がなかったんだ。

こうしてライトマン監督の思いえがいていた続編の制作は中止となりましたが、彼はソニーとシリーズの続行を約束しました。そしてライトマンは素晴らしいコメディ監督のひとりであるポール・フェイグに連絡したのです。

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彼女たちの織りなすコメディ・ハーモ二ーが絶賛されているリブート

ポールは基本的にはリブートするがオリジナルにトリビュートするというアイディアを持ってきてくれたんだ。女性コメディアンのメリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグが乗り気だとも言っていた。

だから、僕は「これはなんの心配もいらないね。彼女たちは世界でも有数の面白いコメディアンだから」って言ったんだ。僕の作品にとってのビルとダンになると思ったから、僕らはポールと仕事をすることに決めたんだよ。

つまりリブート版「ゴーストバスターズ」はもともとは「3」だったということになるのです。フェイグ監督は、ライトマン監督が初めて連絡してきたときのことを次のように語っています。

アイヴァン(ライトマン)が連絡してきたとき、僕のもとには脚本が2本あったんだ。1本は友達が執筆したもので、もう1本はイータン・コーエン(トロピック・サンダーやメン・イン・ブラック3の脚本家)によるものだった。どちらもおもしろかったよ。

だけど、ゴーストバスターズが忘れ去られているという設定がどうしても好きになれなかったんだ。

僕は「2」のファンだけど、冒頭の設定が受け入れらなかった。ニューヨークを危機から救ったヒーローに敬意が払われていないなんておかしいだろう? だから、新しいキャラクターにもその悪歴を継承させたくなかった。それに既にゴーストの攻撃にあっている世界を舞台にするのも嫌だったんだ。

フェイグ監督はこれまで進められてきた元「3」の設定とは異なる世界観をもっていたのです。

僕が取り入れたのは負け犬キャラの集まりというところ。そして「ゴーストバスターズが今の時代、それもゴーストなんて見たこともないような世界にいたら?」でストーリーを膨らませたんだ。僕は負け犬を描くのが得意でね、自分の価値を見いだせていない人たちが、最後は世界を救うって話にした。

僕は作品をどのようにすればいいのかわからなかったから、他の人だったらもっとうまくやれたのかも。僕に対してひどい言葉を投げかける人がきたら、僕は言いたいよ。「でもこの作品は僕のところにきたんだ」って。それしか言えないよね。「僕のところにきた。ゴメンね」ってさ。

なお、お蔵入りになったライトマン監督の「ゴーストバスターズ3」ですが、映画は無理でも本などでファンが楽しむことはできないかとio9のGermain Lussier記者が聞くと、ライトマン監督はよろこんで次のように話したようです。

それはおもしろい! そんなこと考えもしなかったよ。権利関係の問題が複雑で、多分コロンビアが権利を所有していると思うから、彼ら次第だね。

リブート版「ゴーストバスターズ」のアメリカ公開は7月15日、日本公開は8月19日です。すでに出回っているメディアの前評判を読む限り、女性ゴーストバスターズの活躍は想像以上で期待できるようですよ。

Germain Lussier - Gizmodo io9 [原文

中川真知子