Brexitの余波拡大中…。Vodafone、ロンドンからの本社移転も辞さず

Brexitの余波拡大中…。Vodafone、ロンドンからの本社移転も辞さず 1

ドミノ倒しがはじまったのか…。

携帯電話キャリアの世界的大手Vodafoneは、イギリスのEU脱退、いわゆるBrexitに関連し、ロンドンの本社移転も辞さないとする声明を発表しました。

声明の中では、現時点で決定事項は何もないとしながらも、Vodafoneの成長には「EU間の人とモノの自由な行き来」が寄与したとの考えから、イギリスが今後、それを確保するための協議を行なわないのなら、本社移転を検討すると明言しています。

ちなみに、Vodafoneの前年度利益のうち55%はEU圏内で、イギリスは11%。どちらを優先すべきかは、火を見るよりも明らかな状況です。すでに同社では、決算書の通貨単位をイギリスのポンドからユーロに変更することを決めています。

Brexitの影響で「企業のロンドン離れ」が懸念されてはいたものの、よりによってFTSE(日本でいう日経平均)銘柄の中でも7番目の、イギリスを代表する大企業がこのような姿勢を見せた以上、今後、他の企業に甚大な影響を与えるのではないでしょうか。

image by Jonathan Oakley via Flickr

source: BBC

(渡邊徹則)